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面接で緊張しないための「5つの行動指針」:理系学生のための「就活」お悩み相談室(2)(1/2 ページ)
年明け、いよいよ就職活動が本格化する。面接や自己分析などがうまくいかなくて、悩む場面も多くなるだろう。学生相談を担当するカウンセラーが、就活生の悩みに答える。
こんにちは。学生カウンセラーの松浦です。第1回「『面接怖い』――上がり性のための面接克服法」では、「上がり性のための面接克服方法:マインド編」として、緊張せずに面接に臨むための心構えを取り上げました。
今回は「上がり性のための面接克服方法:行動編」です。緊張時の身体メカニズムを解説した後、緊張をほぐす方法を5つ紹介します。
面接の緊張をほぐす5つの行動指針
- 「緊張のほぐし方」を習得する
- 早起きをして心に余裕を持たせる
- 話しているとき、自分の言葉をよく聞く
- 上がらないための「お守り」を決める
- うまくいく面接のシミュレーションをしておく
そもそも「緊張状態」って?
緊張すると、血液中のノルアドレナリン値が上昇し、自律神経の1つである交感神経が活性化します。すると心拍数や体温、血圧が上昇して、動悸や発汗、震えなどの症状が表れます。
これらの症状は誰にでも出るものですが、上がり性の人ほど反応が顕著になるようです。「上がらないようにしよう」と考えれば考えるほど、緊張して逆に症状を強めてしまいます。そのため、「リラックスすること」がとても大切なのです。
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