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日本企業における「外注しやすい業務」「内製化したい業務」が明らかに IDC調査:IT戦略における内製化の現状と展望を調査
IDCは、国内企業の業務内製化と規定整備の現状についての調査結果を発表した。それによると、多くの企業が内製化を検討しており、同社は「市場変化への迅速な対応を目指す姿勢の表れ」と分析している。
IDC Japanは2025年1月21日、国内ITバイヤー(エンドユーザー)企業のIT組織の業務内製化と規定整備の現状についての調査結果を発表した。この調査は、国内のエンドユーザー企業(従業員300人以上)のIT戦略策定や予算の決裁、情報システム部門の管理に関わる人を対象に実施し、300人から有効回答を得た。
外製より内製の傾向が強い領域は?
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