Windowsで[スタート]メニューの[シャットダウン]ボタンの設定を変更する:Tech TIPS
Windows 7/Windows Server 2008 R2では、[スタート]メニューに[シャットダウン]ボタンが用意されており、簡単にシャットダウンが実行できる。しかし、スリープやログオフを行いたいときに、誤ってこの[シャットダウン]ボタンをクリックしてしまうことがある。これを防ぐ方法とは?
対象OS:Windows 7 / Windows Server 2008 R2
解説
Windows 7/Windows Server 2008 R2の[スタート]メニューには[シャットダウン]ボタンが用意されており、簡単にシャットダウンが実行できるようになっている(デフォルト設定の場合)。スリープやログオフ、再起動を実行したい場合は、[シャットダウン]ボタン右横の三角ボタンをクリックして、メニューから目的の操作を選択する。
[スタート]メニューにある[シャットダウン]ボタン
Windows 7/Windows Server 2008 R2では、[スタート]メニューに[シャットダウン]ボタンが用意されており、簡単にシャットダウンが実行できるようになっている。しかし、スリープなどを実行したい場合、操作ミスでシャットダウンを実行してしまう原因にもなる。
(1)ここをクリックすると、すぐにシャットダウンが実行される。
(2)ログオフやスリープなどの操作は、この三角ボタンをクリックして表示されるメニューから選択する。
(3)シャットダウン以外にも再起動やロック、スリープなどが選択できる。
スリープさせるつもりで三角ボタンをクリックしようとして、誤って[シャットダウン]ボタンをクリックし、シャットダウンが実行されてしまった経験を持つ人も多いのではないだろうか。場合によっては作業途中のデータが失われてしまうので、シャットダウンや再起動は、むしろ複数のステップを経てから実行されるようにしておいた方が安全だ。そこで、本稿では[スタート]メニューにある[シャットダウン]ボタンをスリープなどのほかの操作に変更する方法を紹介する。
操作方法
[スタート]ボタンやタスク・バーを右クリックし、ポップアップ・メニューから[プロパティ]を選択する。[タスク バーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログが開くので、、[[スタート]メニュー]タブを選択し、「電源ボタンの操作」を[シャットダウン]から、[スタート]メニューに表示したい操作(ロックやスリープなど)に変更すればよい。[OK]または[適用]ボタンをクリックすれば、[スタート]メニューには、選択したスリープなどのボタンに変更される。これで、操作を誤ってシャットダウンさせてしまうことを防げるようになる。
[タスク バーと[スタート]メニューのプロパティ]ダイアログの画面
[[スタート]メニュー]タブの「電源ボタンの操作」をデフォルトの[シャットダウン]から、ロックやスリープなどに変更すればよい。
(1)プルダウン・リストから変更したい操作を選ぶ。
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