5分で絶対に分かるリスティング広告+運用テクニック:デザイナーのためのWeb学習帳(5)(1/7 ページ)
Yahoo!やGoogleで検索すると表示される広告は、一体何なのか? その概要や歴史、種類、PCとケータイの違いなどを5分で解説
リスティング広告の概要
リスティング広告とは、どのような広告のことを指す言葉か、ご存じでしょうか?
「PPC(Pay Per Click)」「P4P(Pay for Performance)」「CPC(Click Per Cost)」「キーワード連動広告」「検索連動広告」「リスティング広告」などいろいろな呼び名がありますが、本稿では、すべて「リスティング広告」と呼ぶことにします。
リスティング広告とは、具体的にどのような広告のことをいうのでしょうか? 下記の図1・2をご欄ください。
PCサイトは、図1の赤い枠で囲った「スポンサーリンク」という枠がリスティング広告です。モバイルサイトは、図2の赤い枠で囲った4つの枠がリスティング広告です。
この広告枠はランダムで広告が表示されるのではなく、検索されたキーワードに連動して広告が表示されます。この場合は「リスティング広告」というキーワードで検索したので、表示されているのは「リスティング広告」のキーワードを入稿している広告主の広告です。
これは、Googleの検索結果画面ですが、Yahoo!JAPANでも同じように検索したキーワードに連動する広告が表示されます。また、Yahoo!モバイルやGoogleモバイルでもモバイル専用のリスティング広告があります。
リスティング広告を出稿する場合は、キーワードと広告文と誘導したいサイトが必要です。キーワードは検索したキーワードに連動するので、自サイトと関連性の高いキーワードを入稿した方がいいでしょう。関連性が低いとサイトへうまく誘導したとしてもすぐに出ていってしまうユーザーが増えるからです。
それでは、簡単にですがリスティング広告について見ていきましょう。なお、本稿でお話しするデータはすべて、2010年3月現在のものです。今後変わる可能性があるということは、ご了承ください。
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