5分で絶対に分かる、「Webマーケティング」とは:デザイナーのためのWeb学習帳(8)(5/6 ページ)
その概要や、「Webマーケター」の役割、Webマーケティングを行う際の流れ、歴史、ツール、PCとケータイの違いなどを5分で解説
4分】Webマーケティングで使えるツール
Webマーケティングで使えるツールはWebマーケティング歴史のところでも少し紹介しましたが、ここでは、もう少しだけ詳細に説明します。
- プレアクセス
- リスティング広告
- アフィリエイト
- 純広
- TVCMまたは雑誌、新聞からの誘導
- 口コミ
- SEO
- 最近では、iAdやAdMobなどのアドネットワークも
- など
- オンアクセス
- LPO(ランディングページ最適化)
- LCO(ランディングコンテンツ最適化)
- レコメンド
- など
- ポストアクセス(ユーザーがサイトを訪問した後に再訪問してもらうか、違う商品を購入してもらうかに誘導する)
- メール配信
- ステップメール
- 1人1人に合わせたOne-to-Oneのメール配信サービス
- など
- 全体の流れ
- アクセス解析ツール
Webマーケティングで使えるツールとしては、集客で使えるツールが比較的多くなっています。このような集客ツールが多くなっているのは、「重要だから」ということではなく、増やしやすいし作りやすいからです。
集客は「いかに多くのユーザーから注目を得られるか」ということから始まります。消費者行動の“AIDMA”“AISAS”も始めは“Atension(注目)”です。注目したユーザーの中から興味を持ってサイトへアクセスし、気に入れば何らかのアクションにつながります。従って、集客のツールが増えているのは、ユーザーとの接点の増加もありますが、“ツールを使う企業を獲得するため”でもあります。
ネット広告でよく使われているのは、ヤフーのスポンサードサーチとグーグルのGoogle AdWordsのリスティング広告です。この背景には、あまり予算を掛けなくても自社で始められることと、検索経由での結果がすぐに反映されることがあります。
そして、リスティング広告とセットでよく使われているのが、アクセス解析ツールです。初めてWebマーケティングを行うときに使うツールとしては、集客のツールとアクセス解析のツールをお勧めします。まず、集客し効果を測定することで、どの広告との相性が良いかが分かります。それが分かってから、サイト自体の修正につながるオンアクセスとポストアクセスに移していけばいいと思います。
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