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10ミニッツで絶対にできる、Spring Rooアプリ開発Rooでアプリ開発をRapidしようぜ!(1)(2/3 ページ)

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Spring Rooをセットアップ!

 STSを使用すればRooもインストールされますが、今回はRoo単体でインストールしてみます。Rooを動かすには、以下が必要です。

  • Java 6 JDK(※Mac OS Xをご利用の方はアップルのサイトからDLしてください)
  • Apache Maven

 JavaとMavenのインストールについては省略します。以下の記事などを参考に、それぞれダウンロードとインストールを実施し、適切なパスを設定してください。

 なお、筆者の環境では、以下の環境で動作を確認しました。

  • OS:MacOS X 10.6.8
  • Javaのバージョン:1.6.0_26
  • Apache Maven:3.0.3
  • Spring Roo:1.1.4

 Rooの動作はWindowsでも問題ないので、パスの設定などは適宜読み替えてください。

Rooのダウンロード

 「Spring Community Downloads | SpringSource」にアクセスし、名前やメールアドレスなどを入力して「Access Download」ボタンを押下します。

Spring Community Downloads | SpringSource

 Rooへのリンクが表示されているので、ダウンロードしてください。

spring-roo-1.1.4.RELEASE.zip(sha1)をクリックしてダウンロード

解凍およびパスの設定

 ダウンロードしたzipファイルを解凍し、任意の場所に置き、そのパスを「ROO_HOME」という名前で環境変数に設定してください。さらに、ROO_HOME/binディレクトリを「PATH」環境変数に追加してください(※注意:環境変数を変更したら設定をロードし直すのを忘れないようにしてください)。

 LinuxやMacを使用している場合、以下のコマンドを実行し「roo」フォルダへのシンボリックリンクを作成してください。

$sudo ln -s $ROO_HOME/bin/roo.sh /usr/bin/roo

動作確認

 動作を確認してみましょう。「roo-test」というディレクトリを作成し、そこで以下のコマンドを入力してみてください。

$roo quit
正常にインストールされていた時の画面

 Rooのロゴが表示されれば、正常にインストールできています。もし、コマンドが見つからないなどのエラーが表示された場合、パスの設定をもう一度見直してみてください。

オプション設定

 以下のように、「ROO_OPTS」という環境変数を設定すると、ディスプレイでの表示方法の微調整ができます。現時点では「roo.bright」のみが設定可能です。これを「true」に設定すると、Rooにより表示されるコンソールのメッセージが明るい色になります。メッセージが暗くて見づらい方は下記コマンドを実行してからRooを起動してみてください。

$ export ROO_OPTS="-Droo.bright=true"  // Linux or Apple
$ set ROO_OPTS="-Droo.bright=true"     // Windows users

 なお、この設定はSTSでは適用されないので注意してください。

 インストールも無事完了したので、次ページではRooアプリケーションを作成してみましょう。

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