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ORACLE MASTER Bronze(ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g)@IT自分戦略研究所 資格辞典

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概要

 ORACLE MASTER Bronzeとは、日本オラクルが提供する認定資格「ORACLE MASTER」のうちの1つ。4段階あるORACLE MASTERのうち、最も初級レベル。Oracle Databaseの各機能の基本的な操作方法を理解し、上級の技術者の下で簡単な操作ができる技術者であることを認定する資格として、位置付けられる。

 認定対象の製品バージョンごとに、資格が存在する。最新資格はORACLE MASTER Oracle Database 11g。

合格条件(ORACLE MASTER Broze 11g)

 ORACLE MASTER Broze 11gの資格を得るためには、2つの試験に合格する必要がある。

  • 11g SQL基礎I[11g SQLI]/Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI]のうち1つ
  • Bronze DBA11g

 各試験の合格ラインは下記の通り。

  • 11g SQL基礎I[11g SQLI]:60%
  • Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI]:70%
  • Bronze DBA11g:60%

 なお、不合格の場合、同じ試験(同一試験番号)については「前回の受験日を含め14日間」は再受験できない。

受験料

 11g SQL基礎I[11g SQLI]、Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI]、Bronze DBA11gすべて試験料は2万2260円。オンライン試験は1万4280円※。

※Bronze DBA11gについては、オンライン試験はない。

試験内容

●11g SQL基礎I[11g SQLI]

 試験時間は120分、出題数は全55問。

  • SQL Select文を使用したデータの取得
  • データの制限およびソート
  • 単一行関数
  • 変換関数および条件式の使用
  • グループ関数を使用したデータの集計
  • 複数の表のデータの表示
  • 副問合わせによる問合せの解決方法
  • 集合演算子の使用方法
  • データ操作
  • DDL文を使用した表の作成および管理
  • その他のスキーマ・オブジェクトの作成
    である。

●Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI]

 試験時間は90分、出題数は全40問。

  • 基本的なSQL Select文の作成
  • データの制限およびソート
  • 単一関数
  • 複数の表からデータの表示
  • グループ関数を使用したデータの集計
  • 副問合せを使用した問合せの解決
  • データ操作
  • オブジェクトの作成および管理

●Bronze DBA11g

 試験時間は75分、出題数は全48問。

  • Oracleデータベース管理の概要
  • Oracleデータベースのインストールおよびデータベースの作成
  • Enterprise Manager Database ControlおよびSQL*Plusの使用
  • Oracle Network環境の構成
  • Oracleインスタンスの管理
  • データベース記憶域構造の管理
  • ユーザーおよびセキュリティの管理
  • スキーマ・オブジェクトの管理
  • バックアップおよびリカバリの実行
  • データベースの監視およびアドバイザの使用
  • Oracleデータベース・ソフトウェアの管理

資格の移行について

 旧バージョンから資格を移行する際には、所定の試験を受験する必要がある。

ORACLE MASTER Bronze 10gからORACLE MASTER Bronze 11gへと移行するためには、Bronze DBA11gの試験に合格しなければならない。

 ORACLE MASTER 9iからの移行については日本オラクルWebサイトを参照のこと。

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