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標的型攻撃に対応したファイアウォール監視サービス「EAGLE TEAM SERVICE for Dell SonicWALL」:中小規模オフィスにも高度な監視を
簡単には防御できない標的型攻撃の増加を受け、セキュリティアプライアンス製品に特化した監視サービスが登場。製品側の機能と連携した監視が特徴だ。
グローバルセキュリティエキスパート(GSX)は2012年11月20日、次世代ファイアウォール向け監視サービス「EAGLE TEAM SERVICE for Dell SonicWALL」の提供を開始した。
EAGLE TEAM SERVICEは、GSXが提供するセキュリティシステムそのものの監視やインシデント対応などを含む包括的なサービス。これを、デルが展開する中小規模向けのセキュリティアプライアンス製品「Dell SonicWALL」シリーズに対応させた。Dell SonicWALL NSA/TZシリーズが7万5000円/月(初期費用15万円〜)、同E-Class NSAシリーズが15万円/月(初期費用15万円〜)。
EAGLE TEAM SERVICE for Dell SonicWALLでは、24時間365日の監視サービス、ログデータの保存・提供、障害対応、インシデント対応などに加え、Dell SonicWALLが持つIPS機能、アンチウイルス機能などにも対応したサービスを提供する。また、月次レポートもGSXが提供する。
GSXでは、ファイアウォールによる対策やアンチウイルスソフトといった旧来のセキュリティ対策では対抗が困難な標的型攻撃が増えていることを受け、より高度な専門家によるセキュリティ監視サービスが必要になっているとしている。
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