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Red Hat、エンタープライズ向けPaaS「OpenShift Enterprise」を発表:Java EE 6をサポート
米Red Hatは11月27日、エンタープライズ向けのPaaS製品「OpenShift Enterprise」を発表した。
米Red Hatは11月27日、エンタープライズ向けのPaaS製品「OpenShift Enterprise」を発表した。顧客データセンターへのオンプレミス型の導入に加え、プライベート、パブリック、ハイブリット型クラウドに対応し、「業界初の包括的なオープンオンプレミス型エンタープライズ向けPaaS」をうたっている。
OpenShift Enterpriseは「Red Hat Enterprise Linux」「JBoss Enterprise Application Platform」などRed Hatのオープンソース技術を基盤として構築され、2011年5月からβ版のサービス「OpenShift PaaS」の無償提供を開始していた。JBoss Enterprise Application Platform 6の搭載により、業界で唯一Java EE 6の認定を受けたエンタープライズ向けPaaSになるという。
顧客はアプリケーション開発の迅速化に加え、ITプロセスの自動化によるITサービス提供の合理化と、開発、テスト、プロダクション環境を通じたインフラ利用の効率化を図ることができるとしている。
開発言語はJava、Ruby、Python、PHP、Perlをサポートし、カートリッジベースのアーキテクチャによって顧客独自のミドルウェアサービスにも対応できるようにした。
まず北米と英国などで提供を開始し、将来的に国際展開を計画している。
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