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OpenStack上のHadoop実装を容易に、「Savanna」プロジェクトRed HatやHortonworksなど3社が共同で推進

米Red Hatら3社は4月16日、OpenStack上でApache Hadoopの実装および管理の簡素化を目指すプロジェクト「Savanna」を共同で推進すると発表した。

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 米Red HatとApache Hadoopの大手ベンダHortonworks、OpenStackシステムインテグレータのMirantisは4月16日、OpenStack上でApache Hadoopの実装および管理の簡素化を目指すプロジェクト「Savanna」を共同で推進すると発表した。

 同プロジェクトは、OpenStackコミュニティガイドラインに基づいて推進される。クラウド基盤ソフトウェアのOpenStack上に、大量のデータを分散処理できるフレームワークのHadoopを容易に導入できるようにすることを目指す。具体的な目標として、オープンソースAPIの提供や、パブリッククラウドとプライベートクラウドの間でHadoopワークロードの移行を容易にすることなどを挙げている。

 Savannaは、MirantisのOpenStackプロジェクトとして発足した。今後はHortonworksとRed Hatが協力して、まずApache Ambariプロジェクトのような、Hadoopのプロビジョニングや管理を目的としたサードパーティのフレームワーク向け統合ポイントを提供する。

 これによってユーザーは、OpenStack APIやダッシュボードを通じて、Hadoopディストリビューションのプロビジョニングを迅速に行えるようになるという。さらに、汎用OpenStackインフラプールで使われていない余剰のコンピュータ処理能力を、Hadoopワークロードに活用できるようにする。

 同プロジェクトは、6月26日にカリフォルニア州サンノゼで開かれるHadoop Summitで、この技術のデモを予定している。

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