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翻訳、ニュース/画像/地図検索アプリもタッチで開発iPad上でアプリ開発は、どこまでできるのか(5)(1/3 ページ)

タッチデバイスで手軽にアプリを作れる新しい開発ツ−ルの概要や使い方を解説。プログラミングの基本も学べる連載です。今回は、bingの機能を使い、翻訳機能や、ニュース/画像/地図を検索する機能を手軽にアプリに組み込む方法を紹介します。

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翻訳や、ニュース/画像/地図検索ができる「bing」

 前回の「Googleリーダーの代わりがない? ならば、自分好みのアプリを爆速で自作だ」では、feedを使って、さまざまなRSSをアプリとして表示してみました。今回は、bingの機能を組み合わせて、ちょっとしたアプリを作ってみます。

 bingとはマイクロソフトが提供する検索エンジンです。bingには多くのサービスがあり、一般的なWebキーワード検索の他に、画像や動画なども検索できます。また、翻訳や地図、ニュースやショッピング、ソーシャル連携など、さまざまなサービスを展開しています。

翻訳/音声読み上げアプリを作ってみる

 今回はTouchDevelopからbing翻訳の機能を使ってみましょう。書くScriptはたった1行です。こうしたサービスを呼び出すのが得意なのがTouchDevelopです。

「hello」を英語からフランス語に翻訳する

 新しいScriptを作成し、mainを開きましょう。次にキーボードで「tra」と入力すると「languages → translate」の候補が表れます。


「languages → translate」を利用する

 候補を確定すると、「hello」をフランス語に変換するサンプルのように記述されます。


「hello」を英語からフランス語に翻訳する

 最後に「post to wall」で表示します。


翻訳結果を表示する

 実行してみましょう。フランス語で「Salut」と表示されました。


翻訳結果が表示された

 このように、とても簡単に翻訳できました。

入力した文字を翻訳する

 次に、以前利用した文字入力ダイアログを利用して、使える翻訳アプリにしていきましょう。

 キーボードから「button」と入力すると、「wall → add button」が候補に表れます。


ボタンを生成する

 確定して、ボタンのラベルに翻訳と設定します。


翻訳ボタンに表示する

 実行すると画面右下にボタンが表示されます。


ボタンが表示された

 次に、このボタンがタップされたときの処理、つまり翻訳処理を書きます。新しく「translate」というアクションを追加しました。


「translate」アクションの追加

 まず翻訳する文字を入力するダイアログを表示しましょう。ダイアログには「ask string」を使います。


翻訳する文章を入力するダイアログを作成

 入力した文章を「languages → translate」を使って、翻訳します。今回は日本語から英語にしました。


日本語から英語に翻訳する

 次に翻訳前と翻訳後の文字列を「post to wall」で表示しました。


翻訳前と翻訳後の文字列を表示する

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