「GitHub Copilot CLI」のコマンドチートシート GitHubが解説:初心者がまず覚えたい3つのコマンド
GitHubは、「GitHub Copilot CLI」で使用できるスラッシュコマンドを公式ブログでまとめて解説した。開発者はコマンドを利用することで、エディタやWeb UIを移動することなく、ターミナル内で素早く反復可能なアクションを実行できる。
GitHubは2026年1月21日(米国時間)、「GitHub Copilot CLI」で使用できるスラッシュコマンドを公式ブログで解説した
GitHub Copilot CLIは、「/」で始まるコマンド(スラッシュコマンド)を入力することで、ターミナル内で素早く反復可能なアクションを実行できる。開発者はエディタやWeb UI(ユーザーインタフェース)など異なるツール間の移動を減らし、ターミナル中心のワークフローを維持できるという。
スラッシュコマンドには以下の利点がある。
- 操作の速度と予測可能性:自然言語によるプロンプトと異なり、同じ動作をトリガーする
- 生産性向上:コピー&ペーストやツール切り替えが不要になる
- 明確性とセキュリティ:ファイルアクセスの範囲を明示的に制御できる
- アクセシビリティー:キーボード駆動のワークフローに適合する
- 信頼とコンプライアンス:全てのアクションが追跡できる
GitHub Copilot CLIでよく使うスラッシュコマンド
セッション管理コマンド
Copilotは対話を重ねるごとにコンテキストを蓄積する。情報量が多過ぎて回答精度が落ちたと感じる場合や、別のプロジェクトにタスクを切り替える場合には、以下のコマンドでセッションを整理できる。
- /clear:現在のセッション履歴を削除
- /exit、/quit:CLIを終了
- /session、/usage:セッション使用統計を表示
ディレクトリ/ファイルアクセスコマンド
大規模なコードベースを扱う際や、機密ファイルを除外したい場合に有効だ。Copilotがアクセスできる範囲を明示的に制限することで、回答の関連性を高め、セキュリティを確保できる。
- /add-dir [directory]:指定したディレクトリへのアクセスを許可
- /list-dirs:許可されたディレクトリを表示
- /cwd [directory]:作業ディレクトリを変更または表示
設定コマンド
回答の生成速度や推論の深さを調整したい場合や、ターミナルの視認性を改善したい場合に使用する。
- /model [model]:AI(人工知能)モデルを選択(「Claude」「GPT」「Gemini」などに対応)
- /theme [show|set|list]:ターミナルテーマを設定
- /terminal-setup:複数行入力を有効化
- /reset-allowed-tools:ツール権限をリセット
外部サービスコマンド
作業ログをドキュメントとして残したい場合や、CLIから離れずに開発フロー(Pull Request作成など)を完結させたい場合に使用する。
- /agent:カスタムエージェントを選択
- /delegate [prompt]:AI生成のプルリクエストを作成
- /share [file|gist] [path]:セッションをMarkdown形式でエクスポート
- /login、/logout:Copilotへのログイン、ログアウト
- /mcp [show|add|edit|delete|disable|enable]:MCP(Model Context Protocol)サーバ設定を管理
- /user [show|list|switch]:GitHubアカウント管理
- /help:全コマンドを表示
- /feedback:フィードバック送信
初心者がまず覚えたい3つのコマンド
GitHubは、Copilot CLIを使い始める際に最初に覚えるべき3つのコマンドとして、次の3つを推奨している。
- /clear:コンテキスト制御(会話履歴のリセット)
- /cwd:スコープ制御(作業ディレクトリの変更)
- /model:出力品質制御(使用モデルの変更)
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