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Amazon Web Services、EC2専用インスタンスの値下げを発表リージョン専用料金などを最大80%値下げ

米Amazon Web Servicesは、Amazon EC2専用インスタンスの料金を値下げすると発表した。リージョン専用の料金などを最大で80%値下げする。

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 米Amazon Web Services(AWS)は2013年7月10日、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)で提供する「専用インスタンス」の料金を値下げすると発表した。「リージョン専用」の料金などを最大で80%値下げする。新料金は2013年7月1日にさかのぼって適用される。

 値下げはリージョン専用の料金のほか、「専用オンデマンドインスタンス」と「専用リザーブドインスタンス」の料金が対象。リージョン専用は、1時間当たり10ドルから2ドルへと80%引き下げる。

 専用オンデマンドインスタンスは最大で37%の値下げとなり、例えば米国東部(北バージニア)リージョンのm1.xlargeの専用インスタンスの場合、1時間当たり0.84ドルから0.528ドルへと引き下げる。専用リザーブドインスタンスは予約金と1時間当たりの使用料を最大57%値下げする。同インスタンスを利用すれば、専用オンデマンドインスタンスに比べて最大で65%のコスト削減になるという。

 専用インスタンスとは、特定の顧客のアカウント専用に割り当てられたハードウェア上で実行するEC2のインスタンスを指す。会社のポリシーや業界規制によって、ハードウェアを他の顧客と物理的に切り離す必要がある場合に適していると同社は説明する。

 なおAWSは、通常のEC2についても2013年4月に、Windowsのオンデマンドインスタンスの料金を最大26%値下げするなど、競合する米Googleや米Microsoftと競う形で何度も値下げに踏み切っている。

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