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自社のコマース向けSaaSサービスのSI向けプログラムを開始――日本IBM
日本IBMがSaaSサービスを組み合わせたSIソリューション販売のための「ソリューション・プロバイダ契約プログラム」を開始。まずは6社が参画を表明した。
日本IBMは2014年3月10日、自社SaaSサービスの「ソリューション・プロバイダ契約プログラム」を開始した。
自社のコマース系SaaSサービスに関して、パートナー企業を介したライセンスの再販を可能にするもの。各パートナー企業が独自のカスタマイズを施して提供できるようになる。
このプログラムの対象となるのは、マーケティング支援サービス「IBM Marketing Center」、サプライチェーン分析や調達支援サービス「IBM Emptoris」、デジタルマーケティング分析サービス「IBM Digital Analytics」、および高速ファイル転送サービスである「ASPERA」などのIBMスマーター・コマース・ソフトウェアのSaaS製品群だ。
同様の取り組みは、IIJが自社IaaS環境とベンダーアプリケーションの組み合わせをSI企業向けに提供して共同販促を行うケースなどがあった。今回の日本IBMのプログラムでは、SaaSレイヤーの提供企業が主導して同様の施策を行うものだ。
なお、今回のプログラムは、電通ワンダーマン、ディレクタス、メンバーズ、日本情報通信、トランスコスモスなどの6社が先行して参画している。
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