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Puppet、新しいClojureフレームワーク「Trapperkeeper」発表

Puppetユーザーをより便利にするためのフレームワークをPuppet Labsが提供。いわく、「新時代のアプリケーションサービス」だという。

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 Puppet Labsは2014年4月11日、新しいオープンソースプロジェクトとして、長期運用アプリケーションやサービスをホスティングするためのClojureをベースにしたフレームワーク「Trapperkeeper」を発表した。ClojureはJava VM上で動作するLISP系言語。

 Trapperkeeperの開発に当たっては、高性能サーバーサイドアーキテクチャに関してここ数年で学んだ教訓を、モジュール式の再利用可能コードを最大限に活用するためのパターンと組み合わせたとPuppet Labsは説明する。

 同社は2012年にリリースしたPuppetDBの成功を受け、同プロジェクトの技術をPuppetエコシステムの別の部分で活用する方法について検討してきたという。

 同社によると、Trapperkeeperは、Clojure RingアプリケーションやClojure、Java、JRubyといったコードのモジュールのための、一種の「バインダ」的存在といえる。長期運用アプリケーションやサービスをホスティングするためのClojureフレームワークとして、そうしたサービスを利用するための基本的なアプリケーションフレームワークを提供する。

 起動するとまず、設定ファイルに基づいてどのサービスをロードするかを決定し、各サービスに共通する設定メカニズムも提供する。これによってユーザーは、同フレームワークにロードすべきサービスのリスト設定が可能になり、個々のサービスを設定する手段も提供されるという。

 Puppetユーザーにとってのメリットとしては、Puppet Labsの幅広いアプリケーションやサービス全般に及ぶサーバーサイドスタックの構成コンポーネントを簡単に再利用できるようになることなどを挙げている。

 また、同社の新しいアプリケーション全てを通じて一貫性のあるシンプルなフォーマットを提供できると説明している。

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