レッドハット、「OpenShift Marketplace」発表
米レッドハットがOpenShift Marketplaceを開設。OpenShift向けPaaSアプリケーション開発企業とのエコシステムを盛り上げる。
「RED HAT SUMMIT 2014」を開催中の米レッドハットは2014年4月14日、同社が提供するOSSのPaaS環境および構築ソフトウェアである「OpenShift」のパートナー各社が提供するクラウドアプリケーション向けソリューションを1カ所に集めた「OpenShift Marketplace」を発表した。
OpenShift Marketplaceでは、サードパーティが提供するデータベース、メール配信サービス、メッセージキュー、アプリケーション性能モニタといったOpenShiftソリューションやアドオンを、「OpenShift Online」の顧客が手軽に検索したり、試用したりできる。
OpenShiftと連携した情報やツール、コミュニティを探す顧客を支援して、時間とコストの削減につなげてもらう狙いで、顧客はMarketplaceから主要なOpenShiftアプリケーション技術にセキュアにアクセスし、管理できる。
これまでにBlazeMeter、ClearDB、Iron.io、MongoLab、New Relic、Redis Labs、SendGrid、Shippableといったパートナー各社のソリューション提供が決まっているという。
OpenShiftのパートナー各社は、「OpenShift Cartridge」という標準仕様を使って主要技術やサービスをOpenShift上のアプリケーションと連携させている。エンタープライズPaaSを使うデベロッパーが増える中、こうした活気があって手堅いパートナーのエコシステムが成功の鍵を握るようになったとレッドハットは指摘する。
OpenShift Marketplaceは、OpenShift Onlineのサービスを提供中の全リージョンで、数週間以内にローンチ予定。
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