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エバ四天王に聞く、70を超えるセッションが行われる開発者/アーキテクト向けイベント「de:code」の見どころとは稟議通過の決め手は「参加しないとMobile/Cloud First時代に生き残れません」

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 日本マイクロソフトが5月29・30日に開催する開発者/アーキテクト向けイベント「de:code」。先日開催された米国マイクロソフトの年次カンファレンス「Build 2014」の発表内容を踏まえて、基調講演をはじめ70を超えるセッションや展示が2日間にわたり開催される。


「de:code」参加ページ

 さまざまな技術・製品に関するセッションは多岐にわたり、「Devices」「Services」「Tools & Languages」「Architecture」「Special」「Sponsor」の6トラックに分かれて行われる。

 本稿では、そのうち「Devices」「Services」「Tools & Languages」「Architecture」トラックでオーナーを務める日本マイクロソフトのエバンジェリスト4氏に、それぞれの見どころを聞いたので、イベント参加のご参考に。

 なお同社は、「de:code」の参加者のために「セッションタイムテーブル(216KB | PDF形式)」「de:codeの歩き方(1029KB | PDF 形式)」を用意しているので、そちらも参考にしてほしい。

Kinect、Xbox One、Internet of Things、HTML5、Windows 8.1タブレット関連24セッション


「Devices」トラックオーナー 田中達彦氏(ブログ

――スバリ! 「Devices」トラックの見どころは? 一押しセッションがあれば。

 「Devices」トラックの見どころは、Windows 8.1に対応したアプリの開発手法を体系的に学べるところです。Windowsストアアプリを既に作成されている方には、デスクトップアプリとの連携やセンサーを使ったアプリ、マネタイズや国際化のセッションなど、より深い内容のセッションを用意しています。

 まだWindowsストアアプリを開発されていない方は、開発の流れのセッションから始めて、徐々に深い内容のセッションへと知識レベルを上げていくことができます。

――「de:codeの歩き方」にある、「Desktop」と「PC/Tablet」では「Devices」トラックのセッションが多数あるが、両者の違いをもう少し詳細に。

 「Desktop」は、主にデスクトップアプリを作成されていて、Windowsストアアプリなどの新しい技術の検討を始めている方を想定しています。

 一方「PC/Tablet」は、既にWindowsストアアプリを開発されている方を対象にしていますので、個別要素に関するセッションも推奨しています。

――「このエバンジェリスト/講演者は注目!」という方がいれば。

 「Devices」トラック注目の講演者は荒井省三です。荒井には、ディープな内容でセッションをするようにお願いしています。特にWindowsランタイムの深いところを知りたい方は、ぜひ荒井のセッション「Deep Dive Windows Runtime」にご参加ください。

HadoopやJava、Node.js、PHP、Python、Rubyも使えるPaaS、BaaSや新機能が注目のAzure関連18セッション


「Services」トラックオーナー 松崎剛氏(ブログ

――スバリ! 「Services」トラックの見どころは? 一押しセッションがあれば。

 セッション「すべて見せます! Microsoft Azureの新機能」は要チェックです。Microsoft Azure関連では、「Build 2014」だけではなく、その近辺の幾つかのイベントで新機能に相当する内容が発表されています。このセッションは、これらの新機能全体をダイジェストに、スピーカーの生の言葉を通して総復習することができるでしょう。

――「de:codeの歩き方」にある、「Web/OSS/Special」と「Cloud」では「Services」トラックのセッションが多数あるが、両者の違いをもう少し詳細に。

 「Cloud ≒(Nearly Equal)Web」という認識の方も居るかもしれませんが、「Cloud」は今やネットワーク上の「OSそのもの」と捉えるべきです。

 例えば、「Windows」というカテゴリがある場合、そこにはさまざまなサービスやコンポーネントがありますね。「Cloud」の歩き方は、そんなクラウド系の技術者が見ておくべき多くのトレンドを紹介しています。

 対して「Web/OSS/Special」の方は、今や、オープンソース系技術との共存に舵を切ったマイクロソフトのプラットフォームにおけるWebやオープンソースを紹介しています。

――「このエバンジェリスト/講演者は注目!」という方がいれば。

 ほとんどのセッションが、その分野のプロ、つまり、深く知っている者が担当しているのですが、そんな中で、あえて幾つか選ぶなら、Hadoop関連の技術では顔となっている佐々木邦暢の「Effective Big Compute 〜 HDInsight と HPC の活用 〜」や、Microsoft Azureのブログでご存じの方も多い佐藤直生の「Microsoft Azureインターナル〜 ファブリック コントローラーの理解詳細を見る 〜」あたりですね。

 彼らはMicrosoft Azureの中身をよく知っているので、行間を読みながら聴いていただくと、きっと知識の幅も大きく膨らむと思います。

アーキテクチャ設計の観点でCloud First時代の重要技術を俯瞰する、アーキテクト関連11セッション


「Architecture」トラックオーナー 野村一行氏(ブログ

――スバリ! 「Architecture」トラックの見どころは? 一押しセッションがあれば。

 本トラックは「業界の技術動向からシステムアーキテクチャのあり方を俯瞰する」というテーマを掲げました。ですので、バリバリとコーディングされている方だけではなく、5年から10年のスパンで技術の採用を考えている方にも興味深く聞いていただけると思っています。

 特に今度日本語版も出版される「クラウドデザインパターン」の2セッションは著者の1人である成本自身が説明をしますし、Cloud First時代のアプリケーション設計のツボを吸収いただく意味でもぜひご参加いただきたいと思います。

――これからアーキテクトを目指している技術者も多いと思うが、それらの方がこのトラックを受講する際に意識してほしいことはあるか?

 私たちはアーキテクト像そのものが変化しつつあると思っています。

 技術の多様性や変化スピードのことを考えると、いわゆるスーパーエンジニアと呼ばれるような技術者だけではなく、それぞれの技術者がアーキテクチャ設計に関連する意思決定の場に参加する機会が増えてゆくと思います。ですので、まずは自分が専門としている技術が出てきた背景を理解し、これから先どのような技術が台頭し、他の技術と連携されるのか、自分なりの大局観を持つことを意識すればよいのではないでしょうか。

――「このエバンジェリスト/講演者は注目!」という方がいれば。

 パネルディスカッション「日本のトップ アーキテクトが最新アーキテクチャを斬る!」にご登壇いただく日本IBMの榊原彰氏とノーチラス・テクノロジーズ 神林飛志氏、そして弊社の萩原、この3人が日本を代表するアーキテクトとして、どのような議論を展開するかにご注目いただきたいですね。

TypeScriptやVisual Studio Online、Monacoなど.NETの今昔が分かる10セッション


「Tools & Languages」トラックオーナー 井上章氏(ブログ

――スバリ! 「Tools & Languages」トラックの見どころは? 一押しセッションがあれば。

 他のトラックに比較してセッション数は少ないですが、アプリケーション開発を支えるツールと技術、そして開発手法といった観点で、開発者の方に押さえてほしいセッションをそろえています。

 中でも、.NETのこれまでを振り返る「この10年をキャッチアップ! .NET開発者のための技術選択と『いま』」「アプリ構築のための次世代.NETテクノロジ」セッションは、特に.NET開発者にはお勧めです(手前味噌ですが、「TypeScript 1.0詳説」もお勧めです)。

――「de:codeの歩き方」の「.NET」に「iOS/Androidアプリ」のセッションがあるが、なぜ?

 Xamarinを使うと、C#/.NETとVisual Studioでも iOS/Androidアプリを作ることができるようになっています。Windowsアプリだけではなく、iOS/Androidアプリの開発でもC#/.NET、Microsoft Visual Studioを活用してほしいという思いからです。

――「このエバンジェリスト/講演者は注目!」という方がいれば。

 往年のマイクロソフト技術者向けイベント「TechEd」を知っている人には非常に有名なジニアス平井のセッション「ジニアス流! SQL Server 2014 アプリ開発の極意」は注目です。de:codeでは唯一のSQL Server 2014の開発系セッションで、平井の卓越したデモとトークで50分があっという間だと思います。

5月16日までの早期割引でも10万円の参加費用を社内稟議で獲得するには?

――最後に、参加者が参加費用12万円(5月16日23時59分登録までの早期割引なら9万9000円(共に税抜き価格))を社内稟議で獲得するために、上司に何と言って説得するべきか、コンテンツオーナーとしてアドバイスがあれば。

 「de:codeに参加しないと、Mobile FirstやCloud Firstな時代の技術者として生き残れない! これは、会社として大きな損失です!」でしょうか?(笑)

 真面目に言うと、ここ数年のマイクロソフト技術の動向や、Build 2014で発表された最新の技術情報を短期間で集中してキャッチアップできる今年最後の技術イベントがde:codeです。

 日本マイクロソフトでは、「de:code」参加用に「概要と参加メリット(68KB | Word形式)」や「稟議書テンプレート(36KB | Word形式)」を用意しているので、こちらをご活用ください。ぜひご参加をお待ちしております。


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提供:日本マイクロソフト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年5月29日

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■応募概要
本記事を読んで下記のボタンからハッシュタグ #decode14 と記事URLをツイートしてください。
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2:下記のボタンからハッシュタグ #decode14 と記事URLをツイートしてください。
※下記の注意事項をよくお読みになりご応募ください。

3:応募完了です。


■注意事項

・応募期間
平成26年5月12日(月) 10:00から平成26年5月16日(金) 23:59まで

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