HPがHortonworksと戦略提携、データプラットフォーム強化へ
HPがHortonworksとの提携を発表した。自社のデータプラットフォームとの連携を強化。エンタープライズアプリケーションを意識した環境整備が進んでいるようだ。
米Hewlett-Packard(HP)とHadoopプロバイダーのHortonworksは2014年7月24日、Hadoopの普及促進を目指し戦略的提携を結んだと発表した。
提携に基づいてHortonworksのApache Hadoopディストリビューション「Hortonworks Data Platform」とHPのビッグデータプラットフォーム「HAVEn」を緊密に連携させ、HPの顧客がHAVEnのHadoopコンポーネントとしてHortonworks Data Platformを導入できるようにする。
HPはHortonworksに5000万ドルを出資する他、執行副社長兼最高技術責任者(CEO)のマーティン・フィンク氏をHortonworksの取締役に送り込む。
Hortonworksのロブ・ビアデン最高経営責任者(CEO)は、「HPとの関係強化を通じて現代のデータアーキテクチャへの顧客の移行を加速させる。Enterprise Apache Hadoopの統合により、HPの顧客はHortonworks Data Platformで次世代アプリケーションを容易に構築できるようになる」との談話を発表した。
Hadoopを巡っては、米インテルもApache Hadoopディストリビューションプロバイダーの米クラウデラへの出資と戦略提携を発表している。また、EMCらによって設立されたPivotalもPivotal HDとしてHadoopディストリビューションを提供している。
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