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VA LinuxがOpenstack向けOSSストレージ環境の導入・運用支援メニューを発表

VA LinuxがOpenStackの分散ストレージ環境として注目を集めるCephの技術サポートサービスを発表。DC事業者、SIの他、エンドユーザー企業も対象としている。

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 VA Linux Systems Japanは2015年2月2日、OSSの分散ストレージ技術「Ceph」の導入支援サービスの提供を開始した(関連記事「Ceph/RADOS入門」)。

 Cephは、ファイルストレージ、ブロックストレージ、オブジェクトストレージのそれぞれの用途で利用できる分散ストレージ技術。OpenStackで構築するIaaS環境における分散ストレージ環境として注目されている。オープンソースソフトウェアで無償配布であることから、導入コストは低く抑えられる一方で、利用には、Linux環境の技術知識が必要である。

 VA Linux Systemsでは、Cephそのものの検証に加えて、OpenStackのストレージコンポーネントである「Swift」や「Cinder」と接続して利用する際の検証や性能測定を実施、OpenStack環境の採用を検討する際の情報を提供すると共に、同社の技術支援サービス「Linux/OSSプロフェッショナルサービス」のメニューにCephを追加した(導入・運用コンサルティング、技術サポート、実機検証や性能評価支援、障害解析、修正パッチ提供などを含む)。

 サービスの対象は、エンドユーザー企業だけでなく、SI、サービスプロバイダー、DC事業者を含む。

 同社はOpenStackによるIaaS環境構築支援に注力しており、今後はOSSのアプリケーションコンテナー技術である「Docker」のOpenStack環境での利用を想定したサポートサービスもメニューに追加する予定だとしている。

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