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【Google Chrome】ダウンロードできない「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(PC編)Google Chrome完全ガイド

Google ChromeでWebからファイルをダウンロードする際、「不審なファイル」と判定されてブロックされることがあります。明らかに「正しい」ファイルだと確信できる場合に、PC版Chromeのブロックを解除してダウンロードする方法を紹介します。

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連載目次

ブロックされた「不審なファイル」はダウンロードできる?

対象:Windows OS向け(デスクトップ版)Google Chrome(Ver.123以降)


Google Chromeで「不審なファイル」と判定されたらどうする?

 「Google Chrome」(以下、「Chrome」と略)には、不正なソフトウェア(マルウェア)によってPCが被害を受けないよう、ファイルのダウンロード時にその内容などを自動的に調査/確認する機能があります。もし不正なソフトウェアを検出すると、Chromeは対象ファイルをブロックして、ユーザーが使えないようにします。

 しかし、何事にも完璧はありません。Chromeも「正しいファイル」を「不審なファイル」と誤判定することがあります。

Chromeでファイルのダウンロード時に「不審なファイル」と判定された例
Chromeでファイルのダウンロード時に「不審なファイル」と判定された例

 上記の画面は、GitHubにあるテスト用Chromeのダウンロードサイト「Chrome for Testing availability」から、「chromedriver win64」というプログラムのアーカイブファイルをダウンロードしようとしたところ、「不審なダウンロード」と判定されてしまいました。

 もし、明らかに対象ファイルが「正しい」ものであり、Chromeの誤判定だと確信できるのならば、Chromeによるブロックを解除することで、対象ファイルをダウンロードして利用することが可能です。本記事では、Windows OS向けデスクトップ版Chromeを対象に、その手順を説明します。

Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする

 Chromeでダウンロード時に「不正」と判定されたファイルが、明らかに「正しい」ファイルであり、Chrome側の誤判定と確信できるなら、以下の手順でChromeによるブロックを解除して、対象ファイルをダウンロードできます。

Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(1/3)
Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(1/3)
Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(2/3)
Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(2/3)
Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(3/3)
Chromeによるブロックを解除して「不審なファイル」を強制的にダウンロードする(3/3)

■操作手順

  1. アドレスバー(オムニボックス)右脇のツールバーにある[ダウンロード]アイコンをクリックして、直近のダウンロード一覧を表示
  2. 不審なダウンロードをブロックしました]と記されているダウンロード履歴の右端にある[>]アイコンをクリック
  3. 明らかに正しいファイルであるなら、[不審なファイルをダウンロード]ボタンをクリックすると、対象のファイルがダウンロードされます
  4. 再び[ダウンロード]アイコンをクリックして、直近のダウンロード一覧を表示
  5. 対象ファイルにマウスポインターを乗せると、その右端にフォルダを模したアイコンが表示されます。それをクリックして、対象ファイルが保存されたフォルダをエクスプローラーで開きます

 以上の手順を完了すると、Chromeのデフォルトのダウンロードフォルダに対象ファイルが保存されます。後は通常のダウンロードファイルと同様に取り扱えます。

【注意】本当に「正しい」ファイルなのか十分に確認すべき

 冒頭で取り上げたファイルは、結果として不正なファイルではありませんでした。しかし、例えばマルウェアが仕込まれたファイルなど、本当に不正なファイルをChromeがしっかりブロックしてくれる場合もあるはずです(その可能性の方が高いでしょう)。

 そのため、「不審なダウンロード」と判定されたファイルを上記の手順で利用する場合は、最低限、以下の項目を全てチェックして、正しいファイルかどうか確認すべきです。

  • PCに設定されている参照DNSサーバが正しい(不正なDNSサーバを参照していない)
  • hostsファイルやlmhostsファイルが不正に書き換えられていない
  • ダウンロード元ページURLおよび対象ファイルのダウンロードURLのドメイン名が既知であり、かつ信頼できる
  • ダウンロード元がHTTPSで接続できるサイトであり、かつそのSSLサーバ証明書に異常が見られない
  • ウイルス対策ソフトウェアのパターンファイルやプログラムファイルが最新である
  • ウイルス対策ソフトウェアのリアルタイム検索が有効である
  • ウイルス対策ソフトウェアで対象ファイルを手動検索しても、マルウェアなどが見つからない
  • 対象ファイルにデジタル署名がなされているなら、その署名および署名に使われたコード証明書、さらには証明書の信頼の連鎖に異常が見られない
  • ダウンロード元ページに対象ファイルのハッシュ値が記されている場合は、実際にダウンロードされたファイルと照合する
  • 他のWebブラウザやPCを使って対象ファイルをダウンロードしても、「不審なファイル」と判定されない

■更新履歴

【2024/04/17】最新の情報を反映しました。

【2015/04/24】初版公開。


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