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“Windows 10へのアップグレード:失敗”はエラーではなかった――アップグレードインストールの簡単まとめ山市良のうぃんどうず日記(45)(2/3 ページ)

“Windows 10 Proにアップグレード:失敗”エラーが記録されていた筆者のノートPCに、ようやく無償アップグレードの通知が来ました。このノートPCのアップグレードとアップグレード後のちょっとしたトラブルをリポートします。

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予約からの無償アップグレードまでの手順はこうなる(後半)

 アップグレードを開始してからは、ほぼ完了する最終段階まで何もすることはありません(画面8画面9)。

画面8
画面8 PCの再起動が始まり、Windows UpdateによるWindows 10へのアップグレードがスタートする
画面9
画面9 最初の再起動後、「Windowsをアップグレードしています」の画面にアップグレードの進行状況が表示される

 何度か再起動すると、「ようこそ、こんにちは」の画面が表示されます(画面10)。Windows 7からアップグレードした場合はWindows 7で使用していたローカルアカウント、Windows 8.1からアップグレードした場合はWindows 8.1で使用していたMicrosoftアカウントまたはローカルアカウントが表示されるので、「次へ」をクリックして先に進みます。

画面10
画面10 「ようこそ、こんにちは」の画面でアカウント(ローカルまたはMicrosoftアカウント)を確認し、「次へ」をクリック

 「すぐに使い始めることができます」の画面(画面11)で「簡単設定を使う」をクリックします。プライバシー設定や共有設定など、この時点で調整したければ画面左側にある「設定のカスタマイズ」のリンクをクリックして各設定のオン/オフを調整します。

画面11
画面11 「簡単設定を使う」をクリックするか、「設定のカスタマイズ」のリンクをクリックしてプライバシー設定や共有設定を調整する

 以前のWindowsで使用していた同じアカウントで、Windows 10にサインインします(画面12)。筆者はWindows 8.1でPIN(暗証番号)を使用したサインインを構成していましたが、PIN設定は正しく引き継がれていました。

画面12
画面12 以前のWindowsで使用していたアカウントでサインインする

 初回サインイン時にアプリケーションのインストールと設定が行われ、完了するとWindows 10のデスクトップが表示されます(画面13)。

画面13
画面13 アプリケーションとインストールと設定が完了するのを待つ。これが終わると、Windows 10のデスクトップが表示される

 Windows 10では、すでにいくつかの更新プログラムが提供されています。基本的に更新プログラムは自動的にインストールされますが、アップグレード直後は自動更新を待たずに「設定」の「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を開いて、更新プログラムのチェックとインストールを直ちに開始することをお勧めします。

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