クラウドワークス、2020年東京オリンピックエンブレムの自主企画コンペを開催:五輪エンブレム「オープンな審査」実現を目指し
クラウドワークスは2015年9月2日、2020年の東京オリンピックに向けたエンブレムデザインの自主企画コンペの開催を発表した。同社サービスを利用する約71万人のユーザーからエンブレムデザインを募集し、最優秀作品の作者には賞金として20万円を提供する。受賞作品は同社サイト上で公開されるという。
編集部より:
本コンペは主催者の事情により中止となりました。
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クラウドワークスは2015年9月2日、2020年東京オリンピックのエンブレムデザインの使用が取り下げられたことを受け、同社が運営するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」に登録しているユーザー約71万人を対象に、エンブレムデザインコンペの開催を決定した。
同コンペでは、ユーザーの募集作品から、最優秀作品1点、優秀作品10点を選定し、最優秀作品には賞金20万円、各優秀作品には賞金2万円が提供される。また受賞した作品は全てクラウドワークスサイト上で公開されるという。
作品の募集期間は2015年9月2日から10月1日まで。その後2015年10月2日から10月22日にかけて全ユーザーでの投票を実施し、最優秀/優秀作品を決定する。なお納品ファイルの形式は「.jpg」もしくは「.ai」が指定されている。
募集内容は「『2020東京五輪 エンブレムデザイン』に対する思いやアイデアをもとにした自由な発想のエンブレムデザイン」となっており、禁止事項として「他で登録されているデザインや商標の転用などの知的財産権侵害」「他のクライアントへすでに提案した内容の転用」が挙げられている。
クラウドソーシングサービスは、米国のElanceが世界中のエンジニアやデベロッパーへの業務委託を目的として1999年に開始したサービスなどに端を発するといわれているもので、仕事を求めるユーザーと仕事を発注したいユーザーとのマッチングサービス。組織などの制約を受けずユーザー同士がオープンにつながり合える点が特徴で、日本国内ではクラウドワークスやランサーズの他、ヤフーなども参入している。
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