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日本HPE、組み立て可能なインフラに向けた第1弾製品を発表EVO:RAIL版は販売終了

日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HPE)は2015年9月29日、ハイパーコンバージドインフラの新製品と、ハードウエアの利用設定からアプリケーション配備までの一連のプロセスを自動化するための、同社運用管理ツールの機能拡張を発表した。

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 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HPE)は2015年9月29日、ハイパーコンバージドインフラの新製品と、ハードウエアの利用設定からアプリケーション配備までの一連のプロセスを自動化するための、同社運用管理ツールの機能拡張を発表した。

 まず、ハイパーコンバージドインフラ製品については、「HP ConvergedSystem 250-HC StoreVirtual」を9月29日に販売開始した。仮想化ソフトウエアとしては「VMware vSphere」を採用し、ストレージソフトウエアには「HP StoreVirtual」を搭載している。

 新製品では、構成が選べる。HDDのみ、SSD/HDD混在構成が選択できるほか、各サーバーノードのメモリー搭載量も3種類用意されている。vSphereおよびVMware Horizonのエディションも選べる。この製品は11月より、ストレージ容量などの「使っただけ課金」を実現する、「HPフレキシブルキャパシティ」プログラムの対象となる。

 なお、HPEは「ConvergedSystem 200-HC EVO-RAIL」という、ヴイエムウェアのEVO:RAILベースの製品を提供していたが、こちらは販売が終了している。選択と集中の結果だという。

ハードウエアのプロビジョニングからアプリケーション配備まで

 一方、運用管理については、これまで同社は「HP Helion CloudSystem」という、プライベートクラウドオーケストレーション製品を提供してきた。これはOpenStackをベースとし、セルフサービスポータル、アプリケーション/インフラサービスのカタログ機能を提供するツール。

 今回発表の「HP Helion CloudSystem 9.0」では、KVM、vSphereに加え、新たにHyper-Vをサポートしている。ベースとなっているOpenStackは、HavanaからJunoにバージョンアップした。また、Amazon Web Servicesなどとの連携を強化した。

 一方、「HP OneView」という製品は、その下のレイヤでハードウエアに関する設定自動化、統合監視などの機能を提供している。例えばサーバーについては、「サーバープロファイル」を設定することで、インフラのプロビジョニングを自動化できる。

 今回の「HP OneView 2.0」では、ファームウェアのオンラインアップデートが可能になった。また、上位の自動化ツールとの連携が強化された、Helion CloudSystem、ChefからOneViewのサーバープロファイルを活用して、自動化をさらに進めることができる。OneViewでは、Puppet、Ansibleなどとの連携も進める。

 米HPEは、2015年の同社イベント「HP Discover 2015」で、「コンポーザブル・インフラストラクチャ(組み立て可能なインフラ)」というビジョンを、数年を掛けて推進していくと発表している。今回の発表はその具体化に向けた第1弾だという。

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