ニュース
生成AI技術により、2030年までにハイパースケールデータセンターの総容量はほぼ3倍に 今後はどうなる?:Synergy Research Groupが予測
Synergy Research Groupの予測によると、ハイパースケールデータセンターの平均容量は今後4年でほぼ2倍、総容量は2030年までに、ほぼ3倍に到達するという。
調査会社のSynergy Research Groupは2025年1月9日(米国時間)、2025〜2029年の4年間に開設されるハイパースケールデータセンターの平均容量が、現在稼働中のハイパースケールデータセンターのほぼ2倍となり、2030年までには、この総容量がほぼ3倍に到達するとの予測を発表した。
Synergy Research Groupによるハイパースケールデータセンター調査は、同社の基準を満たした世界の主要クラウドおよびインターネットサービス企業19社のデータセンターの設置面積と運用状況の分析に基づいている。19社の中には、SaaS、IaaS、PaaS、検索、ソーシャルネットワーキング、eコマース、ゲームの各分野で最大手の事業者が含まれている。
19のハイパースケーラーが持つデータセンターの数 今後はどうなる?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
2024年のデータセンターインフラ市場、NVIDIA以外で大きく成長した企業は? Synergy Research調査
Synergy Research Groupによると、2024年の世界のデータセンター向けハードウェアおよびソフトウェア支出が前年比34%増の2820億ドルに達し、過去最高を更新したもようだ。2024年の世界サーバ市場、台湾Foxconnが世界最大ベンダーに浮上する見通しをOmdiaが推計 急成長の要因は?
市場調査会社Omdiaは、2024年の世界サーバ市場では、売上高を飛躍的に伸ばした台湾のFoxconnが、Dellを抜いて首位に立つとの見通しを発表した。AWS、Google、Microsoftによる支配が進むデータセンター市場に新規参入者が増加、なぜ? IDC調査
IDC Japanは国内データセンターサービス市場の予測を発表した。2023〜2028年の年間平均成長率は13.2%で、2028年の市場規模は5兆812億円に達すると予測する。