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ブラウザのみで動くJavaScriptなOS「OS.js」をインストールしてみた週末チャレンジ 「こいつ、動くぞ」(2/2 ページ)

ブラウザのみで動くJavaScriptなOS「OS.js」が登場し、「何か面白いぞ」と話題になっています。Windows環境へインストールして、ちょっと遊んでみました。

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自身のPC環境へインストールしてみる

 OS.jsは、Linux、Mac OS X、BSD、Windows環境へインストールできます。今回はWindows環境へのインストールを試してみましょう。

「Node.js」をインストールする

 まず、nodenpmコマンドを実行できるようにするための「Node.js」をインストールします。インストーラーはNode.jsの公式サイトからダウンロードできます。


photo 「Node.js」の公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードします
photo インストーラー画面の指示通りにインストールしてください

Windows用インストーラーを実行する

 「OS.jsサイト」からWindows用インストーラーをダウンロードし、実行します。

photo 「OS.jsサイト」にWindows用インストーラーが用意されています
photo 今回はルートドライブ直下の「\osjs」へインストールします
photo Pathやシンボリックリンクなどが自動的に設定されます

 「Node.js」が既にインストールされていれば、JavaScriptで書かれたタスクのビルドツール「Grunt」などもこのインストーラーでまとめてインストールされます。


ブラウザで「OS.js」を起動する

 これでローカルPCでOS.jsを実行する準備が整いました。

 PCでサービスを開始します。コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。

cd c:\osjs
bin\win-start-dist
※PC環境によっては、ファイアウォールに関する警告が出ることもあります。この場合は、一時的に許可をしてください

 このコマンドプロンプトを開いたまま、ブラウザで「http://localhost:8000」にアクセスします。OS.jsのデスクトップ画面が表示されれば完了です。

photo ローカルPCのブラウザで表示した「OS.js」のデスクトップ画面

 ここから先はまたの機会に。追加アプリなどをGitHubで公開している方も既にいらっしゃるようです。GitHubアカウントを持っている人は、Windows上へコマンドラインでのGit環境を構築する「Git for Windows」もインストールしておくとよいでしょう



 通信環境とブラウザ(あるいはビュワークライアント)があれば……となると、「Chromebook」「Chrome OS」「webOS」「Firefox OS」、シンクライアント、仮想マシン環境などが思い付きますが、OS.jsはいかがでしょう。

 現段階では、一通り遊ぶと、「で?」となるかもしれません。しかし、動きはなかなか軽快ですし(マシン環境にもよりますが)、今後の展開次第で「もっと何かできそう」な可能性も感じませんか?

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