連載
CentOS 7のネットワーク管理「NetworkManager」を極める:CentOS 7で始める最新Linux管理入門(3)(2/5 ページ)
「CentOS 7」は以前のバージョンからシステム管理に関する部分が大幅に変更されたため、「ハマる落とし穴」が幾つかあります。今回はネットワーク管理の仕組み「NetworkManager」の基礎から運用方法まで分かりやすく解説します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- CentOS 7のシステム管理「systemd」をイチから理解する
「systemd」は、Linuxの起動処理やシステム管理を行う仕組みです。systemdはinitの限界を克服するために作られた新しいシステム管理アーキテクチャで、CentOS 7でも用います。では、何が違うのでしょう。これまで使われてきた「init」と比較しながら、基礎と課題を解説します。 - NetworkManagerをコマンドラインから操作するには? nmcliコマンド
従来Linuxでは、ネットワークの状態確認やデバイスの設定など機能ごとにコマンドを使い分けていましたが、Red Hat Enterprise LinuxおよびCentOSには、統合ツールとして「NetworkManager」およびCLI版の「nmcli」が用意されています。 - Linux起動の仕組みを理解しよう[init/inittab編]
カーネルが呼び出されてからログインプロンプトが表示されるまでの間に、一体どのような処理が行われているのか。これを理解するには、この部分の全般をつかさどるinitとその設定ファイルであるinittabがカギとなる。 - エンタープライズでもInfrastructure as Code――Chef 12/Chef-Zero/Knife-Zeroの基礎知識とインストール
エンタープライズ向け機能が充実してきたChefを使って高速かつ精度の高いサーバーインフラを構築/管理する方法について解説する連載。初回は、Chef 12、Chef Solo、Chef Server、Chef-Zero、Knife-Solo、Knife-Zeroの概要と、Chef-ZeroをKnife-Zero経由で利用するCookbook開発環境の構築について解説します。 - Linuxで作るファイアウォール[パケットフィルタリング設定編]
いよいよパケットフィルタリングの設定を始める。しっかりと不要なパケットをブロックできれば、ファイアウォールの内側の安全度はより向上する。パケットの性質やiptablesの動作をここでマスターしてほしい。 - アクセス制限の設定とCentOSのアップデート
前回はsshでVPSにログインして、一般ユーザーを作成しました。今回は、アクセス制限、パケットフィルタリングといった不正アクセス対策の設定をしてから、CentOSをアップデートします(編集部) - 環境構築自動化の手順と評価検証、Puppetの基礎知識
サーバー構築の自動化で利用される技術、自動化ツールとして「Kickstart」「Puppet」を紹介し、構築から運用まで、システムライフサイクル全体にわたる運用管理の自動化についても解説する連載。 - 無線LAN接続の設定を操作するには? iwconfigコマンドの使い方
無線LANインターフェースがカーネルまたはモジュールでサポートされていれば、アクセスポイントとIPアドレスを設定する程度で接続できます。「iwconfig」は、アクセスポイントへの接続に必要なESSIDおよび暗号化キーを登録するときに利用するコマンドです。 - NginxをWebサーバー“以外”でも徹底活用する
Nginxは高速化だけではありません。Webサーバー以外への応用事例として、ロードバランサー、HTTPS対応、WAFとしての利用を紹介します。