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グーグルがロードバランサー「Seesaw」をGitHubで公開自社データセンターに必要な機能を盛り込む

グーグルが自社データセンターで利用するロードバランサーを公開。Go言語を使って自社開発したもので、LVS(Linux Virtual Server)上で動作する。

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 米グーグルは2016年1月29日(米国時間)、自社で開発したロードバランサー「Seesaw v2」をApache 2.0ライセンスの下でGitHubで公開したと発表した。

 seesaw

 Seesawは、自社のデータセンターでそれまで使っていた2種類のロードバランサーに不満を持っていたグーグルのエンジニアが2012年に開発したツール。バージョン2でほぼ目的としていた機能を搭載できたのでオープンソースで公開することにしたという。

 仮想IPアドレスのユニキャストおよびエニーキャストのトラフィック制御、NAT(Network Address Translation)およびDR(Direct Routing)でのロードバランス機能、バックエンドのヘルスチェック機能を備えた「管理が容易なプラットフォームを目指した」としている。

 同社のオープンソース言語「Go」で書かれており、LVS(Linux Virtual Server)上で稼働する。モジュール式のマルチプロセス構造で、問題のあるプロセスを簡単に停止・終了できる。

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