グーグル、GCPで東京リージョンを今年中に開設:2017年にかけて10以上の新リージョン
米グーグルは2016年3月22日(米国時間)、クラウドサービス「Google Cloud Platform」で、2016年中に2つの新リージョンを開設すると発表した。開設されるのは日本と米国西海岸。同社は2017年にかけて、これらを含め計10以上の新リージョンをオープンする予定という。
米グーグルは2016年3月22日(米国時間)、クラウドサービス「Google Cloud Platform(GCP)」で、2016年中に2つの新リージョンを開設すると発表した。開設されるのは日本と米国西海岸。同社は2017年にかけて、これらを含め計10以上の新リージョンをオープンする予定という。
GCPは現在、米国東部(サウスカロライナ州)、米国中部(アイオワ州)、欧州中部(ベルギー)、東アジア(台湾)の4リージョンを持っている。
同サービスのブログポストによると、これらに加えて今年中に「米国東部(オレゴン州)」「東アジア(東京)」の2リージョンを開設するという。これらは既存リージョンと同様、複数のアベイラビリティゾーンを備える。同ブログポストによると、「これは、私たちが(GCP)ネットワークに、2017年にかけて追加する10以上のGCPリージョンの最初の2つ」だという。
同ブログポストは東京リージョンについて、「日本リージョンは少なくとも一カ月間はベータとして提供される(The Japan region will be in beta for at least a month.)」とし、ベータ提供を受けるための申込用アンケートページへのリンクを示している。この表現に間違いがなければ、最短で4月中に本格提供が開始される可能性もあることになる。
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