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WordPress活用に欠かせない、PHPをWindowsにダウンロードしてインストール、アンインストールするスマホで便利な環境構築手順書(1/2 ページ)

本連載では、さまざまなソフトウェアのインストール、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。今回は、PHPとは何か、PHPで動くツールの紹介、PHPのインストールとアンインストールについて解説。PHPプログラミングを始める参考にしてほしい。

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 本連載「スマホで便利な環境構築手順書」では、さまざまなソフトウェアのインストール手順や、実行するためのセットアップ設定、実行確認、アンインストールの手順を解説する。

 少しでも分かりやすくするために画面キャプチャー/スクリーンショットの画像を中心に解説を進める。スマートフォンで読む場合は、最初に出てきたスクリーンショットの画像をタップすると、左スクロールで画像を見ながら手順を追うことができるので、スマートフォンを片手に画像を確認しながら、PCで実際に操作してみる、といったこともしやすいはずだ。もちろんネットワークにつなげず、携帯電話の回線でしか見ることができない場合もぜひ読んでほしい。

 なお、インストーラーに関する基本的なことは、下記記事を参照しておいてほしい。

WordPressなどWeb系でよく使われている、「PHP」とは

 PHPの正式名称は「PHP:Hypertext Preprocessor」でWebページを記述することに特化した、オープンソースソフトウェア(OSS)のサーバサイドスクリプト言語だ。以前から、phpBBやMediaWikiなどWebアプリケーションの開発に利用されており、最近では広く普及しているCMSWordPress」で活用されていることで知られている。PHP用のフレームワークには「CakePHP」「Ethna」「FuelPHP」などがあり、これらも広く活用されている。最新バージョンは7.0だ。

 今回は、PHPのインストールとアンインストール方法について解説する。

本稿の環境

OS:Windows 7 Professional 32bit版+SP1

PHP:7.0


PHP 7.0のインストール

PHP 7.0のダウンロード

 下記のURLにアクセスする。

 上のメニューにある「Downloads」をクリックする。

 すると図1の画面が表示される。


図1 PHPのダウンロードサイト

 図1の画面から、赤い四角で囲った「Windows downloads」をクリックする。

 すると、PHP 7.0のDownload画面になるので、一番上の「VC14 x86 Non Thread Safe」の中にある「Zip」をクリックする(図2)。


図2 「VC14 x86 Non Thread Safe」の中にある「Zip」をクリックする

 すると、図3のようにダウンロードの画面が表示されるので、今回は「名前を付けて保存」で、適当なフォルダに保存しておく。


図3 「名前を付けて保存」を選択する

 すると、PHPのダウンロード進捗画面が表示される(図4)。


図4 PHPのダウンロード進捗画面が表示される

 任意のフォルダに「php-7.0.5-nts-Win32-VC14-x86.zip」が保存された(図5)。


図5 「php-7.0.5-nts-Win32-VC14-x86.zip」が保存された

zipを展開してフォルダ名を変更

 図5でzipを展開してできたフォルダ名を選択して、マウスの右クリクで表示されるメニューから、「名前の変更」を選択して、「php」というフォルダ名に変更しておく(図6)。


図6 解凍したフォルダ名を「php」という名前に変更した

 図6でフォルダ名を「php」に変更したフォルダを、そっくりそのままC:¥の直下に移動する(図7)。


図7 「php」のフォルダを「C:\」の直下に移動した

 「php」フォルダ内にある「php.ini-production」ファイルを選択してコピーする(図8)。


図8 「php.ini-production」ファイルをコピーして、一時的にデスクトップにでもペーストして、名前を「php.ini」に変更しておく

 安全のため、一時的にデスクトップにでもペーストして、名前を「php.ini」に変更し、「php」フォルダ内に戻しておく(図9)。


図9 「php.ini」に名前を変更したファイルを「C:\php」フォルダに戻した

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