TechShare、「Raspberry Pi 3」のコンプリートスターターキットを発売:電源周りや低品質microSDの問題を解消
TechShareが、ボードコンピュータ「Raspberry Pi 3」のビギナー向けスターターキットを発売。本体、ケース、5V/3A出力のACアダプター、Raspbianプリインストール済みのmicroSDメモリーカードなどをセットにした。
Raspberry Pi 3 Model Bの国内販売代理店 TechShareは2017年1月12日、Physical Computing Labの「Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット」を発売した。
Raspberry Pi 3 コンプリートスターターキットは、ボードコンピュータの本体「Raspberry Pi 3 Model B」に、Raspberry Pi用ケース「3ple Decker」、5V/3A出力のUSB ACアダプターとスイッチ付きケーブルで構成する専用電源、ソフトウェアをプリインストールしたmicroSDメモリーカードなどをセットにした。価格は7480円(税別)から。
TechShareでは、これまで国内販売代理店としてRaspberry Pi 3 Model Bを販売し、サポートを行ってきた中でビギナーユーザーから多く問い合わせのあったトラブルが、電源周りとmicroSDメモリーカードについてだったという。
特に電源周りは、スマートフォン向けのケーブルなどの流用や粗悪品を使うことが原因の大部分を占めるという。これらの電源ケーブルでは、ケーブル自体の抵抗やスイッチ部分の接触抵抗が大きいために供給電圧が下がってしまい、突然シャットダウンしてしまうなどの不安定稼働につながるという。今回発売するコンプリートスターターキットでは、専用設計した5V/3A出力のACアダプターとスイッチ付きケーブルを採用して、電源品質を確保。電源スイッチのないRaspberry Pi 3の使い勝手も改善させた。
また、ストレージとするmicroSDメモリーカードについては、民生品レベルのもの(Class10、16GB)ながらも、調達前にサンプル検査と品質検査テストに合格したものを採用。さらに、実際にRaspberry Pi 3およびRaspberry Pi 2での起動検査を通過したものをより分けた。これによって、品質のバラツキや相性によるトラブルを最小限に抑えられるとしている。
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