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Windows 10の導入、それはWindows as a Serviceの始まり企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(2)(3/4 ページ)

本連載では、これからWindows 10への移行を本格的に進めようとしている企業/IT管理者向けに、移行計画、展開、管理、企業向けの注目の機能について解説していきます。今回は、「サービスとしてのWindows(Windows as a Service:WaaS)」の理解を深めましょう。

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CBからCBBへの切り替えは簡単、LTSBへの切り替えは不可

 Windows 10の既定はCBですが、「設定」アプリの「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「詳細オプション」(「ファイル名を指定して実行」で「ms-settings:windowsupdate-options」から開くことができます)で、簡単にCBBに切り替えることができます。

 ただし、Windows 10のバージョンによって、表記や設定方法が異なることに注意してください。Windows 10 バージョン1511以前は「アップグレードを延期する」チェックボックスのチェック(画面2)、Windows 10 バージョン1607は「機能の更新を延期する」チェックボックスのチェック(画面3)、Windows 10 バージョン1703はブランチ準備レベルのドロップダウンリストで「Current Branch for Business」を選択することにより(画面4)、CBBに切り替えることが可能です。

画面2
画面2 Windows 10 バージョン1511以前のCBからCBBへの切り替え
画面3
画面3 Windows 10 バージョン1607のCBからCBBへの切り替え
画面4
画面4 Windows 10 バージョン1703のCBからCBBへの切り替え

 なお、Windows 10 バージョン1607までは、既にCBB向けにリリース済みなので、バージョン1511以前のUIは知る必要はないでしょう。重要なのは、これからWindows 10 バージョン1703のCBB向けのリリースが控えるWindows 10 バージョン1607です。Windows 10はバージョンによって、UIや仕様が変更されるということを知っておくことが重要です。そのため、Windows 10 バージョン1703の仕様を現時点で押さえておくことは重要です。

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