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ノンプログラミングで大規模システムを開発可能、ラクラスがフレームワーク「SQN」を発表SQNで開発した「ラクラス人事クラウドサービス」の販売も開始

ラクラスは、プログラミングを必要とせずに大規模情報システムを開発できるフレームワーク「SQN」を開発した。クラス図やフローチャート、各タスクに対するデータ操作をそれぞれ定義することで、所望の処理を実行させる。

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 ラクラスは2018年5月10日、プログラミングを必要とせずに大規模情報システムを開発できるフレームワーク「SQN」を開発したと発表した。同時に、同フレームワークを用いて開発した「ラクラス人事クラウドサービス」の販売も開始した。SQNは、ラテン語の「Sine Qua Non」(シン・クア・ノン)の頭文字をとったもので、「必要不可欠なもの」を意味する。

 SQNでは、データ構造を定義したクラス図や、業務プロセスを定義したアクティビティー図(フローチャート)、アクティビティー図上のタスクに対するデータ操作をそれぞれ定義することで、所望の処理を実行させる。プログラミング言語によって処理内容を記述することとは異なり、アクティビティー図などによる記述は人間が理解しやすく、ラクラスではエンジニア不足に悩む企業の生産性向上に寄与するという。


SQN

 さらにラクラスでは、SQNによって開発したラクラス人事クラウドサービスが備える、人材を適材適所に配置する「タレントマネジメント機能」や、給与計算を自動処理する「就業、給与、福利厚生機能」が大企業からの要求を十分に満たすことから、SQNが有効なフレームワークであることを証明できるとしている。今後同社は、SQNフレームワークを人事情報処理以外の領域にも展開する予定だ。

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