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IT開発者の75%以上が開発以外にも従事、楽天コミュニケーションズ調べ:今後も「Java」の需要は高い
楽天コミュニケーションズは、IT開発者を対象とした就業環境調査の結果を発表した。開発以外の業務に携わっている割合は75%を超え、Web APIを活用したことがある割合は半数以上だった。
楽天コミュニケーションズは2019年3月12日、「IT系開発者の就業環境に関する調査」の結果を発表した。同調査では、IT関連システムの開発やプロジェクトへの従事者516人を対象に、就業状況や利用しているツール、プログラム言語などについて調べた。
まず就業状況については、開発業務に限られず、業務内容が多岐にわたるケースが大半を占めている現状が明らかになった。
開発以外の業務にも携わっている割合は75.8%で、その中で最も回答数が多かった開発以外の業務は「顧客との折衝・交渉」で61.1%が答えた(複数回答)。他には、「メンバーへの研修、教育、指導」「社内会議の調整・プレゼン」「コスト管理」「請求・支払管理」が多かった。
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