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AWS、VerizonやKDDIと提携して5Gエッジコンピューティングの「AWS Wavelength」を発表AWS re:Invent 2019(1/2 ページ)

Amazon Web Services(AWS)は2019年12月3日(米国時間)、Verizon、Vodafone、KDDI、SK Telecomと提携し、5Gのエッジコンピューティングサービス「AWS Wavelength」を提供すると発表した。5Gで広がりが期待される、遅延に敏感なエッジアプリケーションへの対応を目的としている。

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 Amazon Web Services(AWS)は2019年12月3日(米国時間)、Verizon、Vodafone、KDDI、SK Telecomと提携し、5Gのエッジコンピューティングサービス「AWS Wavelength」を提供すると発表した。遅延に敏感なエッジアプリケーションへの対応を目的としている。


Verizonは5Gエッジコンピューティングにおける、AWSとの強固な協力関係を強調した

 5Gでは、「マルチアクセスエッジコンピューティング(MEC)」とも呼ばれるサービスが注目されている。5Gは広帯域、低遅延、多接続といった特徴があり、これを生かした高度なクラウドゲームサービス、スタジアムでのマルチメディアサービス、自動車の自律運転支援など、これまで実現が難しかったアプリケーション/サービスの登場が期待される。モバイル通信事業者はこうしたアプリケーションやサービスを運用する組織を対象として、5Gネットワークエッジ拠点でクラウドサービスを提供する事業機会がある。


AWS Wavelengthでは遅延に厳しいアプリケーションをターゲットとする

 モバイル事業者はこれを自ら運用して提供することもできるが、パブリッククラウド事業者と提携する例も出てきている。パブリッククラウド事業者にとっては、自社サービスを張り出す形でモバイル事業者のエッジ拠点で稼働することにより、通常の自社データセンターからのサービスでは遅延が大き過ぎて対応できないようなアプリケーションを持つ顧客を獲得できる。

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