ニュース
IoT電球を使って高齢者の日常生活に異常がないかどうかを検知:高齢者の活動を検知
NTTレゾナントとユニマットRCは、高齢者の自宅に設置したIoT電球の点灯情報から高齢者の行動パターンの変化を求め、AIによって高齢者の日常生活機能の低下リスクを推定する「でんきゅうAIレポート」を共同開発した。
NTTレゾナントとユニマット リタイアメント・コミュニティ(ユニマットRC)は2020年12月8日、「でんきゅうAIレポート」を共同開発したと発表した。NTTレゾナントのIoT(Internet of Things)を活用した高齢者見守りサービス「goo of thingsでんきゅう」の新機能として提供する。
でんきゅうAIレポートは、高齢者宅に設置したIoT電球の点灯情報から高齢者の行動パターンの変化を求め、AI(人工知能)によって高齢者の日常生活機能の低下リスクを推定するサービス。「要注意」と「特に異常なし」の2段階で日常生活機能の低下レベルを判定する。高齢者を見守る家族には、専用アプリケーションで通知する。
NTTグループのAI技術を活用
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- OSIモデルにはないが、サービスの創出で重要な「レイヤー8」とは?
静岡県藤枝市は2020年2月14日、2020年度予算案を記者会見で発表した。その中には筆者が手掛けているコミュニケーションロボットを使った高齢者見守りサービスも含まれていた。今回は藤枝市のプロジェクトで気付かされたサービス創出で大切な「レイヤー8」について述べたい。 - IoTを活用して家庭の防災や見守りを支援 三井住友海上、NTTドコモなど4社が共同開発
三井住友海上火災保険と東京電力パワーグリッド、NTTドコモ、エナジーゲートウェイの4社は、防災と減災、省エネ、高齢者や子どもの見守りといった課題に向けて、先進デジタル技術を活用した新商品やサービスを共同で開発する。 - GPS内蔵のIoTシューズで高齢者を見守り――フジクラなど4社が開発
フジクラなど4社は、位置情報取得機能を備えた靴から利用者の位置を検索する見守りシステムを開発した。GPSモジュールを内蔵しながら、履き心地にも配慮した。