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「DX」と一緒に検索されているキーワードとは ビズリーチが「レジュメ検索トレンドランキング2020」を発表最も多く検索されたのは「SaaS」

ビズリーチは「レジュメ検索トレンドランキング2020」を発表した。「SaaS」「クラウド」「DX」などの検索件数が2019年と比べて増加した。新型コロナウイルス感染症対策でDXが急速に進んだことが影響したとみられる。

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 ビズリーチは2020年12月23日、「レジュメ検索トレンドランキング2020」を発表した。同社が運営する転職サイト「ビズリーチ」で、企業の採用担当者がレジュメ(職務経歴書)を検索する際のキーワードのうち、2019年と比べて検索数が上昇したものを算出した。

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レジュメ検索トレンドランキング2020(出典:ビズリーチ

DXと一緒に検索されているキーワードとは

 2020年のトップ10は、「SaaS」「クラウド」「AWS」「DX」「IoT」「SAP」「AI」「ERP」「Salesforce」「カスタマーサクセス」だった。ビズリーチは「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進んだことから、デジタル関連のキーワードが上昇した」とみている。例えば「DX」の検索数は2019年の27.3倍で、ビズリーチでのDX関連求人数も、2020年7〜9月は、対前年同期比1.5倍に増加したという。

 DXと一緒に検索されているキーワードを見ると、多いものから順に「RPA」「IT戦略」「MaaS」「デジタル」「自動化」「データサイエンス」「データ解析」「ロボティクス」「モビリティ」「IoT」だった。

 多くが技術系の分野だが、中には「IT戦略」(2位)や「業務改革」(17位)といったキーワードが上位にあることから、ビズリーチは「エンジニアに限らず、DXを推進できるビジネス領域の即戦力人材を必要としている」と分析している。

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DXと一緒に検索されているキーワード(出典:ビズリーチ

 ランキング1位の「SaaS」と一緒に検索されるキーワードを調べると、「インサイドセールス」や「CS(カスタマーサクセス)」といったキーワードが上位に入った。この点についてビズリーチは「COVID-19対策として、電話やWeb会議システムを使って営業活動をするインサイドセールスを取り入れる企業が増えている。また、サブスクリプション型ビジネスで個別顧客に能動的に働きかけるCSの重要性が高まっており、これらの理由から検索数が増加した」としている。

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