【ITワード365】ブロックチェーン/DX/オープンデータ/データレイク/Arm/Windows 365/フェムテック:ITワード365
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ブロックチェーンの簡単な仕組み
ブロックチェーンの仕組みを簡単に図式化したもの。同じデータを複数の場所に分散して管理することで、幾つかのブロックが失われても、データの復元が可能だ。また、取引データの改ざんを行うと、ハッシュ値が変わってしまうため、以降の全てのブロックのハッシュ値を書き換えないと整合性が取れなくなる。このようにブロックチェーンは、安全性が高く、障害にも強いとされている。
【ブロックチェーン】データベース技術の一種。ブロックと呼ばれる単位でデータを管理する。ブロックには、取引履歴に加え、前のブロックのハッシュ値を含めることで、データの改ざんを防ぐ仕組みを持つ。同じデータを複数の場所で分散管理することから、分散型台帳とも呼ばれる。
【DX(デジタルトランスフォーメーション)】デジタル技術を活用することで生活をより良いものへ変革させること。最近では、企業などがデジタル技術を活用して、業務プロセスを改善したり、ビジネスモデルそのものを変革したりして競争力を高めるという意味合いで使われるケースが多い。
【オープンデータ】営利・非営利に関わらず二次利用が可能なルールで公開された機械判読に適したデータ。事業やサービスの創出、地域経済の活性化などを目的に、政府や地方自治体などが持っているデータを公開している。政府統計のオープンデータは、ポータルサイト「e-Stat」で公開されている。
【データレイク(Data Lake)】リレーショナルデータベースやXMLデータなどの構造化データだけでなく、画像や動画、電子メールなどの非構造化データの双方を、未加工のローデータ形式で保存可能にしたシステム。多様なデータを1カ所に集約できるため、以後のデータ分析の効率化、精度向上が図れる。
【Arm(アーム)】プロセッサの設計などを行う英国企業。または同社が設計したプロセッサの総称。Armは、自社ではプロセッサの製造などは行わず、設計情報をプロセッサベンダーに提供し、そのライセンス料を得る。Armのプロセッサは、スマートフォンなどに多く利用されている。
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