ニュース
複数台の製造ロボットの動作プランをAIで自動生成 矢崎総業とNECが実証実験を実施:製品データを入力するだけで生成可能
矢崎総業とNECは、ワイヤーハーネスを製造するロボットの動作プランをAIで自動生成する実証実験を実施した。技術者が40日かかっていた作業を1日に短縮できたという。
矢崎総業とNECは2023年11月9日、「ワイヤーハーネス」を製造するロボットの動作プランをAI(人工知能)で自動生成する実証実験を実施したと発表した。ワイヤーハーネスは、車内の電力供給と情報伝達に使う自動車の部品。
40日かかる作業が1日で
実証実験では、NECの動作プラン自動生成サービス「NECデジタルロボット動作計画ソリューション」と、矢崎総業のロボットシステムを組み合わせている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Google、AIシステム構築を支援するオープンソースの「Project Open Se Cura」を発表
Googleは、安全でスケーラブル、透明、効率的なAIシステムの開発を加速させるオープンソースフレームワークの開発プロジェクト「Project Open Se Cura」を立ち上げたと発表した。同社内で「Project Sparrow」と呼ばれていたものだ。 - ガートナーは「IoTプラットフォームが熱い」と分析 企業はDX推進のためにどのような技術を導入しているのか
ガートナージャパンは、国内企業のDX推進技術の導入状況に関する調査結果を発表した。それによると最も導入されているDX推進技術は「IoTプラットフォーム」だった。 - 生成AIによって、ハイパースケールデータセンターの容量が急増、今後どこまで増えるのか
Synergy Research Groupのハイパースケールデータセンターに関する調査によると、強力なデータセンターの必要性がさらに高まっている原因は、生成AI技術とサービスの影響があるという。