ガートナーは「IoTプラットフォームが熱い」と分析 企業はDX推進のためにどのような技術を導入しているのか：「今の取り組みが未来の自社にどう貢献するのか」を明確に

ガートナージャパンは、国内企業のDX推進技術の導入状況に関する調査結果を発表した。それによると最も導入されているDX推進技術は「IoTプラットフォーム」だった。

[＠IT]

　ガートナージャパンは2023年11月7日、国内企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進する技術の導入状況に関する調査結果を発表した。調査対象の技術は「IoT（Internet of Things）」「5G（第5世代移動通信システム）」「エッジコンピューティング」「センシング」「画像分析」「セキュリティ」「デジタルツイン」など。

「IoTプラットフォームはデジタルを実現する中核技術だ」

　調査結果によると、企業で最も導入されているDX推進技術はオンプレミス版IoTプラットフォームで、22.8％だった。「評価／検証中」も最も高く、33.5％。クラウド版のIoTプラットフォームについても同様に高い値となっており、導入済みが20.9％、評価／検証中は31.6％だった。

DX推進技術の導入状況（提供：ガートナージャパン）

　次いで割合が高かったのは、5G、エッジコンピューティング、センシング、画像分析（カメラ画像のAI＜人工知能＞での分類、分析）などの技術だった。