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ツールベンダーが開発者を引きつけるには、何が必要なのか? 開発ツールの導入動機、評価項目などを調査:価格/料金モデルの選好も明らかに
SlashDataは公式ブログで、最近発表した開発ツールベンダー向け調査レポート「Pricing Strategies for Developer Tools」の中から、開発者調査結果の一部を取り上げて解説した。
調査会社のSlashDataは2024年2月15日(米国時間)に公式ブログで、最近発表した開発ツールベンダー向けの調査レポート「Pricing Strategies for Developer Tools」(開発ツールの価格戦略)の中から、開発者調査結果の一部を取り上げて解説した。
取り上げた調査結果は、開発者が「開発ツールを導入する主な動機」「新しいツールを評価する際に重視する要素」「ツールの無料プランの利用を中止した理由」「ツールの無料プラン/トライアルから有料プランにアップグレードした動機」「ツールの有料版を選択したり、それにアップグレードしたりする際に考慮する価格要因」に関するものだ。
開発者がツールを導入、評価する際に重視する要素
開発者が開発ツールを導入する主な動機について見ると、過半数(56%)が「生産性の向上」を挙げ、大差がついているものの、「コード品質の向上」(13%)、「パフォーマンスの向上」(7%)が続いている。
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