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GitHub CopilotやGitHub Modelsでも利用可能になるOpenAIの「o1-preview」「o1-mini」 どんな用途で使える? 開発者のメリットは?限定プレビュー版の提供を開始

GitHubはAIコードアシスタント「GitHub Copilot」やAIアプリ開発支援サービス「GitHub Models」で、OpenAIの「o1-preview」「o1-mini」のプレビュー版の提供を開始した。

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 GitHubは2024年9月19日(米国時間)、Microsoft AzureでホストされているOpenAIのAI(人工知能)モデル「o1-preview」および「o1-mini」について、AIコードアシスタント「GitHub Copilot」やAIアプリ開発支援サービス「GitHub Models」で限定プレビュー版の提供を開始した。

 GitHub CopilotやGitHub Modelsでo1モデルシリーズを試すには、GitHub Copilotのサブスクリプションプランを契約し、待機リストに登録する必要がある。

o1-previewやo1-miniはどんな用途で使える? 開発者のメリットは

 OpenAIのo1モデルシリーズは、高度な推論機能を備えたOpenAIの新しいモデルシリーズであり、内部思考プロセスを使用して複雑なタスクに対応するようトレーニングされている。

 GitHubによると、GitHub Copilotとo1-previewを組み合わせて活用することで、コードの制約やエッジケースの深い理解に基づいた、より効率的で高品質な出力結果を得られたという。また、o1-previewがプロンプトの意図を理解することで、問題の特定が容易になり、迅速に解決策を実装できたとしている。

 プレビュー期間中は、現在のデフォルトモデルである「GPT-4o」の代わりに、Visual Studio CodeのCopilot Chatにおいてo1-previewやo1-miniを選択できる。会話中にモデルを切り替えて、APIを素早く説明したり、ボイラープレートコードを生成したり、複雑なアルゴリズムを設計したり、コードのバグを分析したりできるという。

Visual Studio CodeのCopilot Chatの画面(提供:GitHub)
Visual Studio CodeのCopilot Chatの画面(提供:GitHub)

 GitHub Modelsのプレイグラウンドでは、o1-previewやo1-miniの機能やパフォーマンスをテストできる。モデルの動作に慣れたら、これらのモデルを自分のアプリに統合することもできる。

GitHub Modelsの画面(提供:GitHub)
GitHub Modelsの画面(提供:GitHub)

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