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中国大手自動車メーカーも採用 組み込みOSのQNXが最新製品を発表

BlacxkBerry傘下のQNXがフィジカルAIの普及に向け新製品を投入した。最新ハイパーバイザは 中国の大手自動車メーカーや欧州の大手ヘルスケア企業が採用を表明しているという。

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 リアルタイムOSを展開するBlackBerry傘下のQNXは2026年3月中旬、展示会Embedded WorldでOS、ハイパーバイザに関する新たな発表を行った。QNXの製品は、既に自動車、ロボット、医療、産業機器などの分野で使われているが、同社はフィジカルAIの波に乗って積極的な市場開拓に乗り出している。

 まず、AMDの組み込みx86プロセッサ「AMD Ryzen Embedded」ファミリーをサポート、ソフトウェア開発基盤「QNX Software Development Platform(SDP)8.0」の提供を開始すると発表した。信頼性や正確なリソース配分、決定論的なパフォーマンスを訴求するQNXだが、SDP 8.0がRyzen Embedded x86に対応することで、車載、産業、医療などの分野におけるシステム設計の選択肢が広がるとする。

 一方、組み込み向けハイパーバイザでは「QNX Hypervisor 8.0 for Safety」の一般提供を開始した。バージョン8.0は「ISO 26262 ASIL-D」「IEC 61508 SIL 4」「IEC 62304 Class C」などの機能安全規格への対応を想定して設計されているという。

 この最新バージョンは、中国の大手自動車メーカーや欧州の大手ヘルスケア企業が採用を表明しているという。

 「フィジカルAIは、実環境において予測可能な動作が求められるリアルタイムの決定性に依存する。各種機能を統合しながら、セーフティクリティカルなワークロードを確実に分離し、かつシステム性能に影響を与えることなく障害を封じ込めるためには、安全認証取得済みのハイパーバイザが不可欠だ。QNX Hypervisor 8.0 for Safetyは、重要度の異なる機能が混在する複雑なシステム設計において、実績あるリアルタイム応答性を求める開発チームを支える信頼性の高い仮想化レイヤーを提供する」(QNXのプレスリリース)

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