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JFEスチールが「脱メインフレーム」、全製鉄所の“基幹系オープン化”を2年前倒し約2億ステップを完全移行

JFEスチールは、全製鉄所・製造所の基幹システムをメインフレームからオープン環境へ完全移行した。約2億ステップ規模をJavaベースへ刷新し、計画よりも2年前倒しで移行を完了した。

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 JFEスチールは全製鉄所および製造所の基幹システムを、従来のメインフレーム(IBM・富士通製)からオープン環境に完全に移行した。2020年10月に着手したもので、同プロジェクトが完了したことを2026年2月26日に発表した。

 2025年12月に西日本製鉄所(福山地区)と東日本製鉄所(千葉地区)の移行が完了し、全地区での刷新を終えた。当初計画から約2年前倒しでの完遂になったという。


ホストコンピュータからクラウド環境への変遷イメージ(提供:JFEスチール)

約2億ステップの基幹システムを完全移行

 JFEスチールの基幹システム刷新のプロジェクトは、JFEシステムズ、アクセンチュア、TISが支援した。プロジェクトは2020年10月に着工し、2025年12月に完工した。総投資額は約1100億円。

 従来システムは「COBOL」「PL/I」(IBM開発の言語)、「アセンブラ」で構築されていたが、新システムでは「Java」に移行した。システム規模は約2億ステップに及ぶ。

業務ロジックを継承しつつオープン化

 同社製造部門の基幹システム刷新では、汎用(はんよう)的なパッケージ適用ではなく、製造現場で蓄積された業務ロジックを維持する方針を採用した。業務の取捨選択を行い、継続すべき機能はレガシー言語からオープン言語に変換し、プラットフォームは最新のクラウド環境へ移行した。

 当初計画では2027年度末完了予定だったが、2年前倒しとなる5年2カ月で完遂した。

 JFEスチールは今後、豊富に蓄積したデータ資産をデータサイエンスやAI(人工知能)を通じて活用し、生産性向上や操業安定化の実現を目指すとしている。

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