タグ1行でバグ報告の手間と情報不足を解消 AI連携を見据えた「Bugoon」オープンβ公開:OSS版も提供
ルビージョブスは、Webサイトにウィジェットを埋め込むだけで視覚的なバグ報告ができるブラウザツール「Bugoon」のオープンβ版を公開した。「Cursor」や「Claude Code」など、AIコーディングツールによる自動修正フローへの連携を想定しているという。
ルビージョブスは2026年3月2日、Webサイトに埋め込んだウィジェットからバグ報告ができるブラウザツール「Bugoon」(バグーン)のオープンβ版を公開した。SaaS(Software as a Service)版とOSS(オープンソースソフトウェア)版の2形態で提供する。
Webアプリケーション開発の現場では、バグ報告のためにスクリーンショットを取得したり、問題を説明したり、チケットを作成したりといった煩雑な手間が伴う。QA(品質保証)担当者や非エンジニアが報告する場合、ブラウザバージョンやコンソールエラー、再現手順などの技術情報が不足するケースも多い。
近年はAI(人工知能)コーディングツール「Cursor」やCLI(コマンドラインインタフェース)型AIコーディングエージェント「Claude Code」を使ってバグを自動修正する試みも進んでいる。だが、AIが処理するためには構造化された情報が不可欠となる。
Bugoonはタグを1行追加するだけでこれらの課題を解消し、AIとの連携を図ることができるツールだという。
バグ報告の手間と情報不足を解消
Bugoonの主な機能は以下の通り。
- スクリーンショットと注釈
- ウィジェットボタンをクリックするだけでページ全体をキャプチャーし、丸印で問題箇所をハイライトできる。Chrome拡張機能を使えばスクリーンショットを撮影できる
- 環境データの自動収集
- ブラウザ、OS、ビューポートサイズ、コンソールエラー、ネットワークエラー、ユーザー操作の記録をバグ報告時に自動収集する
- AI連携を見据えたGitHub Issueの自動作成
- ダッシュボードで受け付けたバグレポートをワンクリックでGitHub Issueに変換する。ラベル、環境情報、スクリーンショットなどが構造化されたフォーマットで出力される
- CursorやClaude CodeなどのAIコーディングツールがIssueから直接コンテキストを取得し、修正案の提案につなげることができる
ダッシュボードでバグ修正の進行を管理
全てのバグレポートは5段階のステータス(「トリアージ」「未対応」「対応中」「解決済み」「クローズ」)で管理され、報告の受付から修正完了までダッシュボード上で一元的に追跡できる。
ローカル環境で動作するOSS版も提供
外部サービスへの依存なくローカル環境で動作する「Bugoon Local」もオープンソースとしてGitHubで公開されている。「docker compose up」コマンドを実行するだけで動作する設計で、個人開発者や、チーム機能が不要なケースでの利用を想定している。
Bugoonは、オープンβ期間中は全機能を無料で利用できる。今後は、録画によるバグ報告機能、「Slack」や「Discord」との連携、バグレポートのAI要約・分類機能の追加を予定しているという。
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