データウェアハウス用DBエンジンにもなるPostgreSQL
加山恵美
2008/12/16
MySQL 5.1正式版リリース
12月8日、サン・マイクロシステムズはMySQLの新しいバージョンをリリースしたと発表しました。サンのWebサイトでも大きく「MySQL 5.1 is Here!」と大きく掲げられています。MySQLカンファレンスで聞いた予定よりやや早めでした。
新バージョンとなるMySQL 5.1.30-GA(正式版)は11月にはMySQLのWebサイトで公開され、その10日後には早くも25万ダウンロードを記録したとか。読者の皆さんもすでにダウンロードした方が多いかもしれませんね。
公式Webサイトによると、新機能には大規模データベース環境でパフォーマンスと管理を改善するパーティショニング、列ベースのレプリケーション、イベントスケジューラー、XPathのサポート、MySQL Queryアナライザーなどがあり、また改善項目には全文検索の高速化やアーカイブエンジンの圧縮率向上などが挙げられています。
SQL Server 2008を学ぶならここもチェック
さて次は商用データベース、マイクロソフトのSQL Serverの話題です。今年新バージョンとなったSQL Serverですが、教育や資格系も新バージョンに順次対応しています。
そこで教育や資格系の情報収集の味方となるポータルサイトが登場しました「Microsoft SQL Server 2008―ラーニング ポータル」です。
ここではマイクロソフト公式トレーニングや書籍、認定技術者資格に関する最新情報が発信されています。だれよりも早くSQL Serverでスキルアップを考えるエンジニアには強力な味方になるでしょう。
Microsoft SQL Server 2008―ラーニング ポータル早速ですが、このポータルサイトを見ると、Microsoft SQL Server 2008に対応した新MCP資格試験が案内されています。12月上旬から開始される予定の試験がいくつかありますので、受験を予定している方はチェックしておくといいですね。
オープンソースの実証評価と百科事典
今月はオープンソースの話題が続いたので、IPAが提供するオープンソースに関するWebサイトを少し紹介します。オープンソースソフトウェアの実証評価環境を提供する「OSS オープン・ラボ」 と、オープンソースの情報データベースとなる「OSS iPedia」です。後者は一見してIPA版オープンソースのWikipediaかと思えてしまいますが、これもちょっとしたポータルのようです。オープンソースを解説する文献がまとまっています。情報収集に役立ちそうですね。
ではまた来月、お会いしましょう。
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