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Voigtlander BESSA-R+AVENON SUPER WIDE 28mm/F3.5
世界最古のカメラ・メーカー「Voigtlander(フォクトレンダー)」を名乗っているが、日本のコシナ製のレンジ・ファインダー・カメラ。コシナがフォクトレンダーのブランド名をライセンスして、ライカのLマウント(スクリュー・マウント)のカメラに参入したもの。レンズも、日本のアベノンが製造する28mm/F3.5の広角レンズ。アベノンは、Lマウント・レンズの老舗。この組み合わせは、スナップ・カメラとしては最高の組み合わせ。何せ比較的安価なので、気にせずに持ち歩けるのがよい。
AF一眼カメラやデジタル・カメラの普及したことが、逆にこうした趣味性の高いカメラを生み出す要因となっているのを喜ぶべきか、悲しむべきか。 |
これまではそれほど意識することがなかったのだが、最新のPCや周辺機器を評価していると、自宅のPCがあまりにも貧弱なことを思い知らされる。何せメイン
マシンのCPUはPentium-120MHz、ハードディスクの容量は2.5Gbytesしかないのだ。特集「5万円PCがオフィスを変える」で取り上げたように、最近では5万円も出せば、これよりも何倍も高速なデスクトップPCが購入できてしまう。遅いPCをがまんしながら使うよりは、ここは環境を一新しようかと考えている。
さらに、フレッツISDNと無線LANを導入し、家のどこでもインターネットに常時接続できる環境構築を目論んでいる。できれば、ADSLやケーブル・インターネットにしたいところなのだが、ADSLは電話回線が光収容ということで導入できず、ケーブル・インターネットはマンションが対応しておらず導入できないことが分かっている。サービス地域に入っていても、こうした理由で、フレッツISDNしか選択できないところが意外と多い。
無線LANを導入するのは、リビングでノートPCを使って原稿を書いたり、インターネットにアクセスしたりしたいからだ(リビングが最も冷暖房が効いて過ごしやすいため)。リビングとISDNを引き込んだ(仕事)部屋までは、そこそこ距離がある。家の廊下をイーサネット・ケーブルが這いまわるのは、美観上もよくないし、ケーブルが邪魔してドアが閉まらなくなるのも困る。そこで、最近安くなった無線LANを導入して、ケーブル・レスの快適な家庭内LAN環境を構築しようというわけだ。安価なPCをサーバとしてTAを共有すれば、複数のPCから同時にインターネットにアクセスすることも可能になる。
と、計画だけは進んでいるのだが、安くなったとはいえ、この環境を実現するには10万円程度の予算が必要になる。それにインターネットの常時接続環境にしても、「それほどインターネットを自宅で使っているのか」と自問すると、さらに踏ん切りがつかなくなる。常時接続環境が便利なことは分かっていても、いざ投資を行おうと思うと、踏ん切りをつけるまでのバリューがないことに気づく。意外と、こういう人も多いのではないだろうか?
森首相、「IT講習券」なんて言ってないで、「インターネットが便利」と思わせるコンテンツを補正予算で作ったらいかがですか?
(PC Insiderガイド 小林章彦)
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