イメージマップを定義した場所とリンク先を指定するarea要素
<area>……</area>
area要素は「client-side image map area」の略で、map内にクライアント側イメージマップの定義した場所のリンク先を指定します。area要素で指定していない領域には、マウスは反応しません。
インライン要素として機能しますが、終了タグはなく空要素として存在します。
例
<html>
<head>
<title>map要素のサンプル</title>
</head>
<body>
<p>
<img src="sample.png" width="376" height="50" alt="サンプル" usemap="#map" />
<map name="map">
<area coords="80,30,193,22" href="/fwcr/design/tag/index.html" shape="rect" alt="map">
<area coords="39,30,20,22" href="/fwcr/design/index.html" shape="rect" alt="map">
</map>
</p>
</body>
</html>
DOMでの参照方法
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】")
[window.]document.images[i]
オプション属性
属性 | 値 | 機能 | 入力例 | DOM参照 |
---|---|---|---|---|
shape | "defalut" "rect" "circle" "poly" |
領域の形状 を指定 |
<area coords="80,82,93,92" shape="rect" href="example1.html"> |
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】").shape |
coords | 座標値(※1) | クライアント側 イメージマップ の有効範囲となる 領域の座標を指定 |
<area coords="80,82,93,92" shape="rect" href="example1.html"> |
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】").coords |
href | URI | リンク先を指定 | <area coords="80,82,93,92" shape="rect" href="example1.html"> |
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】").href |
nohref | "nohref" | リンク先がない ことを示す |
<area coords="80,82,93,92" shape="rect" nohref="nohref"> |
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】").nohref |
alt (必須属性) |
代替テキスト | 画像が表示できない ときや音声ブラウザ の代替情報となる テキストを指定 |
<area coords="80,82,93,92" shape="rect" |
[window.]document.getElementById("【ID属性値名】").alt |
- ※1:例えば、shape="rect"の場合、"左上X座標,左上Y座標,右下X座標,右下Y座標Z"となる
追加が可能なイベントハンドラ属性
onclick、ondblclick、onmousedown、onmouseup、onmouseover、onmousemove、onmouseout、onkeypress、onkeydown、onkeyup
有限会社タグパンダ
喜安 亮介
6/6 |
INDEX | ||
Web標準HTMLタグリファレンス(6) 画像や動画をサイトに表示させる正しいXHTMLタグ 画像・動画 |
||
img 画像を読み込むためのimg要素 | ||
object 外部アセットを読み込むためのobject要素 | ||
param パラメータを指定するparam要素 | ||
map クライアント側イメージマップを作成するmap要素 | ||
area イメージマップを定義した場所とリンク先を指定するarea要素 |
HTML5 + UX フォーラム 新着記事
- GASで棒、円、折れ線など各種グラフを作成、変更、削除するための基本 (2017/7/12)
資料を作る際に、「グラフ」は必要不可欠な存在だ。今回は、「グラフの新規作成」「グラフの変更」「グラフの削除」について解説する - GET/POSTでフォームから送信された値をPHPで受け取る「定義済みの変数」【更新】 (2017/7/10)
HTMLのフォーム機能についておさらいし、get/postメソッドなどの内容を連想配列で格納するPHPの「定義済みの変数」の中身や、フォーム送信値の取り扱いにおける注意点について解説します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - PHPのfor文&ループ脱出のbreak/スキップのcontinue【更新】 (2017/6/26)
素数判定のロジックからbreak文やcontinue文の利点と使い方を解説。for文を使ったループ処理の基本とwhile文との違い、無限ループなども併せて紹介します【PHP 7.1含め2017年の情報に合うように更新】 - Spreadsheetデータの選択、削除、挿入、コピー、移動、ソート (2017/6/12)
Spreadsheetデータの選択、挿入、削除、コピー、移動、ソートに使うメソッドの使い方などを解説する
|
|