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Windows 7/Server 2008 R2のWindowsエクスプローラに[検索コネクタ]を追加する

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デジタルアドバンテージ 小林 章彦
2010/09/03
対象OS
Windows 7
Windows Server 2008 R2
MicrosoftのTechNetなど、特定サイトをよく検索することがある。
検索エンジンのサイト指定検索機能を利用すれば、特定のサイト下の情報だけを検索できる。
Windows 7の新機能「検索フェデレーション」を利用すると、Windowsエクスプローラ内で特定のサイト下の情報を検索できる。

解説

 システム管理をしていると、MicrosoftのTechNetや本Windows TIPSなど特定サイトの下を検索することが多いのではないだろうか。検索エンジンでも、サイト指定検索を利用すれば、特定のサイト下の情報だけを検索できる。例えば以下は、Googleのサイト限定の検索機能を使用する例である。

 だがこの方法では、毎回サイトのURLを指定しなければならず面倒である。

 Windows TIPS「Windows 7のスタート・メニューに[インターネットの検索]リンクを追加する」で紹介したように、Windows 7/Server 2008 R2では検索機能が強化されている。さらに新機能として「検索フェデレーション」と呼ぶ検索機能も実装されている。検索フェデレーションを利用すると、Windowsエクスプローラ内で特定のサイト下の情報などが検索できるようになる。ただし検索フェデレーションを利用するためには、「検索コネクタ」を組み込む必要がある。本稿では、検索コネクタの簡単な作成方法と利用方法を紹介する。

  操作方法

 Windows 7/Server 2008 R2では、Windowsエクスプローラに検索コネクタを組み込むことにより、指定されたWebサイト内の検索ができる。検索コネクタは、Webサイト側で提供されていると便利なのだが、残念ながら提供しているサイトはほとんどないようだ(以前はTechNetとMSDNサイト向けの設定ファイルが提供されていたが、検索エンジンがBingに変更されたことに伴い、現在ではダウンロードできなくなっている)。

 そこで、以下のテンプレートを利用して、検索コネクタを作成しよう。検索コネクタには、XML形式でWindowsエクスプローラに表示する名前やサイト内検索を含む検索エンジンのURLなどを記述する。この例では検索エンジンのBingを利用し、<サイトのURL>で指定したWebサイトを検索する。表示形式はRSSフォーマットを利用している。<エクスプローラへ表示する名前><検索コネクタの詳細>は、分かりやすいように記述しておけばよい。ファイル名は必ず拡張子「.osdx」とし、文字コードをUTF-8として保存する(メモ帳なら、保存時に「文字コードの種類」として「UTF-8」を指定する)。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <OpenSearchDescription xmlns="http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/"> 
    <ShortName><エクスプローラへ表示する名前></ShortName> 
    <Description><検索コネクタの詳細></Description> 
    <Language></Language>
<Url type="application/rss+xml" template="http://www.bing.com/search?q={searchTerms}+site%3A<サイトのURL>&amp;format=rss"/>
<Url type="text/html" template="http://www.bing.com/search?q={searchTerms}"/></OpenSearchDescription>
検索コネクタのテンプレート

 例えば、本フォーラムのWindows TIPS以下の記事を検索する検索コネクタは次のようなXMLとなる。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <OpenSearchDescription xmlns="http://a9.com/-/spec/opensearch/1.1/"> 
    <ShortName>Windows TIPS</ShortName> 
    <Description>Windows 7 で Windows TIPS を検索</Description> 
    <Language></Language>
<Url type="application/rss+xml" template="http://www.bing.com/search?q={searchTerms}+site%3Awww.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips&amp;format=rss"/>
<Url type="text/html" template="http://www.bing.com/search?q={searchTerms}"/></OpenSearchDescription>
本フォーラムのWindows TIPSを検索する検索コネクタの例

 以下のリンクをクリックすると、上のXMLをZIP形式で圧縮したファイルをダウンロードできる。

 これを適当なフォルダに保存し、展開したファイル「wintips.osdx」をダブルクリックすると検索コネクタがWindowsエクスプローラに組み込まれる。組み込まれた検索コネクタは、左ペインの[お気に入り]の下に表示される。実際には、「%USERPROFILE%\検索」フォルダに検索コネクタの実体が作成される。そのため検索コネクタが不要になった場合は、Windowsエクスプローラの左ペインの検索コネクタ(へのショートカット)を削除するだけでなく、「%USERPROFILE%\検索」フォルダ内の検索コネクタの実体も削除する必要がある。

Windowsエクスプローラの検索フォルダの画面
左ペインの[お気に入り]にWindows TIPSの検索コネクタが追加されていることが分かる。実体は、この「%USERPROFILE%\検索」フォルダ()にある。
検索コネクタのショートカット。
検索コネクタの実体。
このフォルダに保存されている。

 検索コネクタを利用した検索を行うには、まず左ペインで利用する検索コネクタを選択し、右上の検索ボックスに検索したい用語を入力する。検索結果は、右ペインにRSS形式(上記の例の場合)で表示される。

 検索結果をダブルクリックすれば、既定のWebブラウザに設定されているWebブラウザでWebページが開かれる。また検索結果を選択後、[Alt]+[P]キーを押すと、Windowsエクスプローラの[プレビュー ウィンドウ]が開き、選択したWebページが表示される。

検索コネクタを利用した検索の例
左ペインで検索コネクタを選択後、検索を行うと、このように右ペインに検索結果が表示される。
検索コネクタを選択する。
ここに検索語を入力する。
検索結果が表示される。

検索結果を[プレビュー ウィンドウ]で表示した例
検索の結果、開きたいWebページが見つかったら、その結果を選択し、[Alt]+[P]キーを押す。するとWindowsエクスプローラの[プレビュー ウィンドウ]が開き、選択したWebページが表示される。
検索結果を選択する。
[Alt]+[P]キーで[プレビュー ウィンドウ]にWebページが開く。

 このように、よく利用するWebサイトならば、検索コネクタを登録することで素早くサイト内検索ができる。複数の検索コネクタが登録可能なので、マイクロソフトのサポート技術情報やTechNet、MSDNなど、よく利用するWebサイトの検索コネクタを作成して登録しておくと便利だろう。End of Article

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