Windows TIPS
[System Environment] |
お気に入り一覧を印刷する
→ 解説をスキップして操作方法を読む
デジタルアドバンテージ
2003/08/30 |
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対象OS |
Internet Explorer 6.0 |
Internet Explorer 5.5 |
Internet Explorer 5.0 |
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IEの「お気に入り」は便利な機能だが、長く使っていると、いつの間にか大量の項目が登録されているものだ。 |
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IEで整理することが可能だが、作業の補助として、「お気に入り」一覧を印刷したくなる場合がある。 |
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IEには、直接「お気に入り」を印刷する機能はないが、「お気に入り」のエクスポート機能を使えばこれが可能である。 |
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Internet Explorer(およびエクスプローラ)には、よく利用するサイトのURLやフォルダなどを登録しておき、わずかなアクションで目的のページを表示可能にする「お気に入り」と呼ばれる機能がある。ここであらためて述べるまでもなく、だれもが活用している機能だろう。
便利な「お気に入り」機能であるが、長期にわたってIEを使いながら、必要なときどきにURLを追加していくと、あっとう間に「お気に入り」が登録された情報でいっぱいになってしまう。この「お気に入り」に登録された情報は、%USERPROFILE%\Favoritesフォルダ(デフォルトではC:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Favorites)に保存されている。この内容をコピーすることで、「お気に入り」項目の移動やコピーを行うことができる。
例えば、大量の「お気に入り」項目を整理するとき、狭いディスプレイ画面ではなく、紙に印刷して情報を一望にしたいと思うときがある。しかしこの場合でも、IEやエクスプローラには、「お気に入り」項目の一覧を直接印刷する機能は提供されていない。この場合には、次に示すように「お気に入り」のエクスポート機能を利用して、2段階で印刷すればよい。
「お気に入り」一覧をHTMLデータとしてエクスポート
「お気に入り」をエクスポートするには、IEの[ファイル]-[インポートおよびエクスポート]を実行する。こうするとウィザードが起動されるので、表示される手順に従って[お気に入りのエクスポート]を選択し、エクスポート元のフォルダを選択する。
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インポート/エクスポート ウィザード |
[ファイル]-[インポートおよびエクスポート]を実行すると、ウィザードが開始される。手順の途中で操作の選択を求められるので、ここで [お気に入りのエクスポート]を選択する。 |
次にエクスポート先のフォルダを選択し、最後に[完了]ボタンをクリックする。すると、「お気に入り」の内容がHTML形式のWebページ・データとしてファイルに出力される。
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出力されたWebページ・データ |
このように「お気に入り」の内容がWebページとして出力される。各URLはリンクになっており、これをクリックすることで対象のページにジャンプできる。フォルダの階層構造はインデント表示される。 |
後は、このページをIEで表示して、印刷すればよい。
なお、[ファイル]-[印刷]を実行したときに表示される[印刷]ダイアログの[オプション]タブにある[リンク ドキュメントをすべて印刷する]チェック・ボックスをオンにすると、ページ内にあるリンク先のページもすべて印刷される。多数のリンクが含まれている場合には、大量の紙と印刷時間を消費することになるので注意が必要だが、覚えておく価値はあるだろう。
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