プリプロセッサ (preprocessor)
最終更新日: 1999/09/20
前処理系。メインのプログラムにデータを入力する前に、何らかの前処理を施すプログラム。
たとえばC言語では、#defineで定数の名前を定義したり、#includeで他のファイルをインクルードしたり(その位置に別のソースコードを読み込んだり)することができる。これらはすべてプリプロセッサによって実現されており、ソースコードをCコンパイラにかける前に、プリプロセッサがソースコード変換を実行している。
なお、初期のC++言語処理系は、C言語のプリプロセッサとして実装されており、プリプロセッサがC++のソースコードをC言語に変換し、その後Cコンパイラによってマシン語コードを生成するようになっていた。
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